声優に死す―後悔しない声優の目指し方

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声優に死す―後悔しない声優の目指し方

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041051382
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0076

出版社内容情報

業界を知り尽くした声優による声優の本当の話「声優になること」が若い世代の夢として挙がることは珍しくなくなったが、
実際に声優になって長く活躍することは、統計上1%にも満たない狭き門である。
よって声優を目指すことは、金銭的にも時間的にも決して小さくないリスクを伴う。

その現実を踏まえたうえで、それでも夢を諦めたくない志望者に対し、
どのようなアドバイスをするべきなのか。
キャリア25周年を迎えてなお一線級で活躍し、10年間養成所の講師も務めてきた関智一が、
「いま声優を目指すこと」について、
“ゲスな”パブリックイメージに反し意外とマジメに伝える、
声優志望者・新人声優必携の書。


<目次>※予定
第1章 声優を目指す前に心得ておくこと
第2章 養成所のカモになるな!
第3章 声優の目指し方・実践編
第4章 新人声優サバイバル
第5章 声優に死す
“いつもの”関智一な、巻末袋とじ付き!

関 智一[セキ トモカズ]
9月8日生まれ、東京都出身。アトミックモンキー所属。『機動武闘伝Gガンダム』ドモン・カッシュ役、『ドラえもん』骨川スネ夫役、『のだめカンタービレ』千秋真一役、『STEINS;GATE』橋田至役、『Fate/Zero』アーチャー役、『PSYCHO-PASS』狡噛慎也役など、少年から青年、ヒーローまで幅広い役柄を演じこなす。フィギュアや特撮の愛好家としても有名。劇団ヘロヘロQカムパニーの座長としての顔ももつ。

内容説明

キャリア25年、講師歴10年。クズなりに伝えておきたいこと。自分は声優を目指してもいいのか。勝算はあるのか。養成所や専門学校には入るべきなのか。何を学ぶのか。プロになったのになぜ仕事がないのか。どう生き残るのか。志望者・後輩に遺す声優論。“いつも”の関智一な、おまけ袋とじ付き!!

目次

第1章 声優を目指す前に心得ておくこと(「異常な好き」でなければやっていけない;最初は僕も舐めていた ほか)
第2章 養成所のカモになるな!(養成所と専門学校の違い;養成所のビジネスという側面 ほか)
第3章 声優の目指し方・実践編(演じることへの興味の芽生え;鏡を見て二枚目役者は諦めた ほか)
第4章 新人声優サバイバル(初仕事で学んだこと;マネージャーとの関係性づくり ほか)
第5章 声優に死す(楽しさと苦しさが同居していた;世代交代は避けられない ほか)
特別袋とじ

著者等紹介

関智一[セキトモカズ]
アトミックモンキー所属。1992年に声優としてデビューして以降、声優、ナレーター、ラジオパーソナリティーとして活躍中。また、自身が座長を務める「劇団ヘロヘロQカムパニー」においても精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 旧柏バカ一代

26
読んでみて。 没頭するのは必須だと思う。突き抜けた人は必ず没頭してる。 それが仕事で出来る人は何かしら伝説を作っている。 そして自身に照らし合わせると、、溜息しか出ない。 最後の他の人からの関智一批評が面白かった。本人の本でそこまでdisるかww デビュー作が「海が聞こえる」だって!?アレ超好きだったファンレターを初めて送ったな。スタジオジブリから返事が来て物凄く喜んだわ、、2020/03/19

TSUBASA

26
『機動武闘伝Gガンダム』の主人公ドモンや『ドラえもん』のスネ夫役などで知られる声優関智一の声優論。声優論は大塚明夫さんのがセンセーショナルだったけどこっちはこっちで面白い。才能があると言われていたけどやっぱり声優業界で長年第一線を張れるのはそれだけの努力とハングリー精神あってこそだなと改めて思う。それはきっとどこの業界でもそう。まぁ、真骨頂はゲス話満載赤裸々な巻末袋とじなんですが。元恋人の某声優によるダメ出しとか某女性声優が下ネタ台詞をしゃべる時にガン見した事があるとか盛大に笑ってしまった。2017/04/17

にゃこ

12
丁寧に著されてるな。が一番の印象。溢れ出てくる人間味が関さんらしいなと思ってしまいました(*´▽`*)。声優になるためにということでしたが、本当に全てに通じるところのあるお話で、一人っ子は要領がいいから本気になれないだとか、でも本気になることが夢への一番の道なんだとか、共感する点多々な上に一つ一つに意味と打開策が挙げられていて、憤然とやる気が!(←何に。 1つ非常に興味を持ったことといえば、日常生活で自分を漫画の主人公にしてみるということ。何か楽しそうじゃない(^ー^)。 そして悠一さん嫌われてるよ笑笑2017/07/17

うさみP

9
私の好きな作品には常に関さんがいる。声優ではなく演者のプロとしての心構えを仕事から飲み会、プライベートまで説く。下手でこそ本気になれ、ただ好きではない、異常な好きという「狂気」がなければ長続きしない、自分だけの武器を持て。他の声優さんの本と重複する部分もあったけど、それだ芸の道の真理なのだろう。限られたお金と時間という相当な覚悟が必要とプロとして問いつつも、けれどそれは「人生の一部であってすべてではない」と親の様な事を悟らせるところがウルっときた。真面目本かと思いきや袋とじはゲス。大好き。2017/03/19

ゆうゆう

7
ラジオ聞く文化ないもので「ゲス声優」が分からずググったが(笑)、真面目に声優という職業を語った本。自身の経験をもとに赤裸々に、袋とじはもっと赤裸々に、語ってる(笑)。声優を目指す若者には、現実的な内容で、当たり前だけど、演劇で、声だけで演技をする違い、アドリブの細かさが印象的だった。これからアニメを見るとき、裏側も思い浮かべそうだ。2018/08/19

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