出版社内容情報
史伝文学の最高峰、新装版で4か月連続刊行!安政元年、薩摩の下級藩士だった西郷隆盛は、第二十七代藩主・島津斉彬に江戸勤めを命じられる。お庭方として敬愛する斉彬の傍で仕えるうちに、天下のことに目覚めていき……いま語られる西郷隆盛の真実。
海音寺 潮五郎[カイオンジ チョウゴロウ]
1901年、鹿児島県生まれ。國學院大学卒業後、教員生活を経て作家となる。『天正女合戦』で第3回直木賞を受賞。『明治太平記』『蒙古来る』『天と地と』『武将列伝』など著書多数。1977年12月没。
内容説明
薩摩の下級藩士の家に生まれた西郷隆盛は、安政元年、第十一代藩主・島津斉彬の参覲に伴い江戸勤めを命じられる。敬愛する斉彬の傍でお庭方として仕えながら水戸藩の藤田東湖から学ぶうちに、天下のことに目覚めていく西郷。折しも外国船来航により開国派と攘夷派の対立が深まる中、一橋慶喜擁立のために暗躍するものの、志半ばで斉彬が亡くなってしまい…。海音寺潮五郎が不退転の覚悟で臨んだ、史伝文学の最高傑作。
著者等紹介
海音寺潮五郎[カイオンジチョウゴロウ]
1901(明治34)年、鹿児島県生まれ。國學院大學卒。教員生活の後、創作に専念。36年、『天正女合戦』『武道伝来記』で第3回直木賞を受賞。77年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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