角川文庫<br> 随筆集 一私小説書きの独語

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角川文庫
随筆集 一私小説書きの独語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041049501
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

私小説作家は、“言葉”でつぶやく雑事と雑音の中で研ぎ澄まされる言葉。半自叙伝「一私小説書きの独語」(未完)を始め、2012年2月から2013年1月までに各誌紙へ寄稿の随筆を網羅した、平成の無頼作家の第3エッセイ集。

西村 賢太[ニシムラ ケンタ]
1967年東京都江戸川区生まれ。中卒。2007年『暗渠の宿』で野間文芸新人賞、11年『苦役列車』で芥川賞を受賞。著書に『どうで死ぬ身の一踊り』『二度はゆけぬ町の地図』『小銭をかぞえる』『瘡瘢旅行』『人もいない春』『廃疾かかえて』『一私小説書きの日乗』等がある。

内容説明

雑事と雑音の中で研ぎ澄まされる言葉―鴬谷での独立生活の思い出にはじまり、若き日の読書・映画体験、日々の労働を綴った未完の半自叙伝である表題作。そして第2エッセイ集『小説にすがりつきたい夜もある』以降の約一年間に各誌紙へ寄稿した随筆を網羅。師・藤澤清造や私小説への思い、横溝正史原作映画への偏愛、韓国の書店で受けた衝撃等、平成の無頼派作家が折々の思いを珠玉の言葉であらわした第3エッセイ集。

目次

一私小説書きの独語
韓国みやげ
藤澤清造著『藤澤清造短篇集』(新潮文庫)解説
下向きながらも
求めたきは…
(創る人五十二人の二〇一一日記リレー)
畏怖と畏敬―山田花子に寄せて
新発見作も付して―西村賢太編『藤澤清造短篇集』
まだ時期尚早(「あなたは橋下徹総理を支持しますか?」)
私小説書きの素朴な疑問(「平成維新」12人の公開質問状)〔ほか〕

著者等紹介

西村賢太[ニシムラケンタ]
1967年7月、東京都江戸川区生まれ。中卒。文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』『田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他』を編集、校訂、解題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

11
表題作は驚くほど芯を晒し「私小説とはノンフィクションと同義語ではない」。例えば実際の家族関係と貫多モノの違いをいいの?!てほど明かす…自身、途中でイカンと気づき連載中断し逃げた(微苦笑)ほどの内実。ある程度、著者創作読んだ後に必読の3冊目随筆。他はやる気ないAKB総選挙ルポ(!)や映画「苦役列車」罵倒、横溝映画愛などだが表題作はとにかく読む価値あり。2冊目随筆の文庫「小説にすがりつきたい夜もある(単行本『随筆集 一日』から、芥川報せ待つ「一日」抜いた再編)」の次著と分かり難いのは古書痴の意地か?読了3/62023/03/13

ぽち

10
平成23年9月から平成25年1月1日までのエッセイを初出順に。他に横溝原作映画十本、自著あとがき。P.147 『日本の路地を旅する』解説2022/05/09

がんもどき

9
単行本のほうで。昔の作家さんを読み込んでいる著者らしくなじみのない単語や漢字、言い回しが多いのはいつも通り。亡くなった作家さんだから、後に続く新作にやきもきしながら見ることもないだろうと読み始めたが、とんでもなかった。もっと早くこの人の本を読んでればよかった。映画「苦役列車」の酷評に却ってどんな映画だったのか気になってしまう。2023/04/05

きょん

8
拘りと偏執を感じる氏の趣味嗜好だが、こんな人はもう二度と現れないだろうなあと早世が悔やまれる。生ぬるいお遊びのごとき幼稚な小説など対峙することすらできない威容を携えた作家だった。2024/04/13

ぽち

8
木内昇さんのかいせつを読んでいるとつくづくと哀惜の感がこみあげてくる 私小説は実人生と虚構をどう折り合いつけているんだろうなんて苦しいんだろう小説と生きていることはどうすればいいのかみんないなくなっていて」わたしもどんなふうに生を終えるのだろう」わたしの愛おしい人はずっといてほしいとおもう2024/04/02

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