出版社内容情報
バカボンのパパと一緒に「老子」を読むのだあっ、わしと似ているのだ!!
「バカボンのパパ語訳」による老子本、待望の文庫化!
今、日本はとんでもない問題を数多く抱えている。そんななか、老子の「無為自然」の考えがきっと役に立つはず。生きるということは自然の摂理とともにあるということ。そこから始めるしかないのだ。しかし、漢字だらけの老子の文章を読み解くのは難しい。そんなときにあらわれたのが、「バカボンのパパ」だった――。とっつきにくい漢文をわかりやすく解説する、「バカボンのパパ語訳」による老子本の登場。これでいいのだ。
老子の全81章を
・原文と読み下し文
・日本語訳
・バカボンのパパ語訳
で読み解く。
「バカボンのパパ」による超訳を試みた画期的な老子本の登場。
バカボン一家のみんなも紙面で活躍!
「わしと一緒に『老子』を読むのだ」
●はじめに 「老子をバカボンのパパと読む理由」
●上巻
第一章 道(TAO)は語れないのだ ? 第三十七章 欲がないと静かなのだ
●途中で 「老子の中で、レレレと驚く部分」
●下巻
第三十八章 失われて、だんだんバカになっていくのだ ? 第八十一章 為して争わないのだ
●おわりに 「無為自然なのだ」
ドリアン助川[ドリアンスケガワ]
どりあん・すけがわ 作家、道化師。1962年東京生まれ。早稲田大学卒業。放送作家等を経て、1994年、バンド「叫ぶ詩人の会」でデビュー。99年、同バンド解散後に渡米。2002年に帰国後は、明川哲也の筆名で詩や小説を執筆。2011年よりドリアン助川を復活。著書に『あん』『ピンザの島』『多摩川物語』『あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル』『坂道 Les Pentes』など多数。公式サイト「道化師の唄」http://www.tetsuya-akikawa.com/
フジオ・プロダクション[フジオプロダクション]
内容説明
今、日本はとんでもない問題を数多く抱えている。そんななか、老子の「無為自然」の考えがきっと役に立つはず。生きるということは自然の摂理とともにあるということ。そこから始めるしかないのだ。しかし、漢字しかない老子の文章を読み解くのは難しい。そんなときにあらわれたのが、「バカボンのパパ」だった―。とっつきにくい漢文をわかりやすく解説する、「バカボンのパパ語訳」による老子本の登場。
目次
上巻(道(TAO)は語れないのだ
相手があって存在するのだ
うすらバカでお腹いっぱいなのだ
からっぽで満々なのだ
踏めば踏むほど気持ちいいのだ ほか)
下巻(失われて、だんだんバカになっていくのだ;みんな一から始まったのだ;弱い力が強いのだ;まっすぐな人はぶれぶれなのだ;陰と陽でレレレのリズムなのだ ほか)
著者等紹介
ドリアン助川[ドリアンスケガワ]
作家、道化師。1962年東京生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業。放送作家などを経て、1994年、バンド「叫ぶ詩人の会」でデビュー。99年、同バンド解散後、渡米。2002年に帰国後は、明川哲也の筆名で詩や小説を執筆。2011年よりドリアン助川を復活(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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