アウトサイダー―陰謀の中の人生

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  • サイズ B6判/ページ数 379p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041049235
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報

『ジャッカルの日』のフォーサイスは、MI6協力者だった!全世界を揺るがした話題作!

わずか15歳で大学進学資格試験に合格し、17歳でイギリス空軍に入隊、19歳で幼い頃の夢を叶えパイロット記章を手にしたフォーサイスは、世界を股にかけて活躍するジャーナリストに。5カ国語を流暢に操り、ドゴール大統領暗殺未遂事件を間近で取材、旧東ドイツ国家保安省を欺きアメリカ空軍に協力し、第三次世界大戦の引き金を引きかけ、ナイジェリアで史上稀に見る悲惨な独立戦争に巻き込まれていく……。イギリス、フランス、旧東ドイツ、イスラエル、旧チェコスロヴァキア、ナイジェリア、国境を超えて描かれる小説のような人生を初めて明かした衝撃作! 解説:真山仁

助言/タルカムパウダーの大瓶/子供が抱いた夢/フランス語を学ぶ/ドイツ語を学ぶ//ふたたびドイツへ/外国語/夢に一歩近づく/ヒッチハイクの長旅/愚かしい報復/クレア学寮のジェントルマン/スペイン語を学ぶ/タンジェとコマンド部隊/豹皮のご利益/「おれはイエス・キリストだ」/ヴァンパイア/キングズ・リン/フリート街/燃えるパリ/ビッグ・ブラザー/ケネディの死/アメリカ空軍への協力/戦争勃発か/ヘッドライト/収容所の看守と飲むビール/非常に賢くない選択/BBCをめぐって犯したミス/レッド・アローズとの一日/アフリカの味/キャリアの終わり/さらば、BBC/生きた歴史/エイラート/エルサレム/告白/情報部員とスパイ/メディアの一斉報道/役に立つ証明書/ミスター・シッソンズとお見受けしますが/一杯おごる義理/金属片/傭兵たち/記憶/飛行機での脱出/売れない原稿??『ジャッカルの日/『オデッサ・ファイル』/『戦争の犬たち』/一風変わった食事会/最高に嬉しかったとき/敵と味方/アイルランドでの五年間/うまい小細工/驚くべきミスター・ムーン/ゼロからやり直し/海を渡るハンピー/きわめて重要な質問/舞妓さんとお坊さん/不手際なクーデター/ピース・ホテルと曳光弾/夢がかなう

フレデリック・フォーサイス[フレデリックフォーサイス]
1938年イギリス生まれ。空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信、BBC放送の記者を勤めた後、作家に。71年ドゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』で小説家としてデビュー。綿密な取材とストーリーテリングの天賦の才で世界をわかせ続けている。著書に、『オデッサ・ファイル』『戦争の犬たち』『神の拳』『アフガンの男』『キル・リスト』など多数。

黒原 敏行[クロハラ トシユキ]
1957年生まれ。東京大学法学部卒。英米文学翻訳家。訳書に、『コブラ』『双生の荒鷲』(以上、KADOKAWA)、『幻の女』『エンジェルメイカー』『怒りの葡萄』(以上、早川書房)、『まるで天使のような』(東京創元社)、『すばらしい新世界』(光文社)など多数。

内容説明

わずか15歳で大学進学資格試験に合格し、17歳でイギリス空軍に入隊、19歳で幼い頃の夢を叶えパイロット記章を手にしたフォーサイスは、世界を股にかけて活躍するジャーナリストに。5カ国語を流暢に操り、ドゴール大統領暗殺未遂事件を間近で取材、旧東ドイツ国家保安省を欺きアメリカ空軍に協力し、第三次世界大戦の引き金を引きかけ、ナイジェリアで史上稀に見る悲惨な独立戦争に巻き込まれていく…。イギリス、フランス、旧東ドイツ、イスラエル、旧チェコスロヴァキア、ナイジェリア、国境を超えて描かれる小説のような人生を初めて明かした衝撃作!

目次

助言
タルカムパウダーの大瓶
子供が抱いた夢
フランス語を学ぶ
ドイツ語を学ぶ
ふたたびドイツへ
外国語
夢に一歩近づく
ヒッチハイクの長旅
愚かしい報復〔ほか〕

著者等紹介

フォーサイス,フレデリック[フォーサイス,フレデリック] [Forsyth,Frederick]
1938年イギリス生まれ。英空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信の海外特派員、BBC放送の記者を務めた後、作家に。71年、ドゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』(KADOKAWA)で小説家としてデビュー

黒原敏行[クロハラトシユキ]
1957年生まれ。東京大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

136
フレデリック・フォーサイスは、30年以上に渡ってほとんどの作品を読んでいる作家です。未だに「ジャッカルの日」を読んだ時の衝撃は忘れていません。著者の自伝的な本書ですが、正に波乱万丈な人生をおくっているからこそ、あれだけリアリティのある面白い国際謀略小説が書けたことが納得出来ました。投資コンサルタントの詐欺で、著者が無一文になって以降、お金のために作品を書くようになってから、少し作品のクオリティが低下したのかも知れません。 2017/02/09

KAZOO

120
40~50年前には彼の本くらいしか、国際的な陰謀などを主題にした小説はほとんどなかったように覚えています。「ジャッカルの日」や「オデッサ・ファイル」などをむさぼり読んだことを思い出します。その作者の自叙伝のような感じで、「事実は小説よりも奇なり」といいますがまさにその通りです。まあ脚色はかなり入っているとは思うのですが小説を読むように楽しめます。写真も収められています。当時の世界情勢を思い出しながら再度彼の小説をいくつか読んでみましょうかね。2018/03/31

Panzer Leader

67
いやいや盛り過ぎでしょうと思えるくらい波乱万丈なフォーサイスの自伝。そこらの凡庸な冒険小説よりよっぽど面白い。子供の様な天真爛漫な心を持ちながらもエスタブリッシュ的な学校・政府機関・マスコミに反旗を翻す生き様は清々しい。最近の作品しか読んでいなくてあまり興味を持てる作家ではなかったが、大傑作との評判の高い初期三部作(ジャッカルの日、オデッサ・ファイル、戦争の犬たち)は読んでみようかなと思う。2018/08/28

Fondsaule

13
★★★★☆ フレデリック・フォーサイスの自叙伝。ジャーナリストだったから嘘は書いてないはずだ。でもフィクションに思えるほど冒険に満ちた人生だ。羨ましくもあり、かといってそれに耐えられるほど自分はタフでないと思ったりもした。「オデッサファイル」や「戦争の犬たち」をもう一度読み直そう。2017/04/25

大森黃馨

11
国際謀略小説を持って伝説的巨匠たるフレデリック・フォーサイス氏の自伝 昔の人物ではあるがその同時代の人々と比較しても規格外すぎるこの方を基準に「昔の人々は」「今の人々は」と語ってはならないという人物 不思議なのは作家になってからの記述はそれ以前に比べて質量共に大幅に減る多分それ以前もだが死ぬまで語れない事も多いのではないか 私は思う日本のファンタジー系やなろう系の作家も基礎教養として氏の作品を是非とも読んでおくべきなのではないだろうかと 2023/11/10

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