出版社内容情報
〈陰陽師〉と〈鬼〉……天敵コンビの伝奇警察小説シリーズ、完結巻!東京で人間業とは思えない怪事件が続発していた、陰陽師でもある警部ベニーと、鬼刑事の鬼丸の呉越同舟コンビが最終決戦に臨む。そして、秘密裏にしてきた鬼丸の正体がついに!? シリーズついに完結!
田中 啓文[タナカ ヒロフミ]
著・文・その他
内容説明
「この庁舎内に鬼がいる」真剣な顔で告げる陰陽師ベニーに、鬼丸は正体を隠し続けることに限界を感じ始めていた。そんな中、万博工事関係者の連続失踪に、吸血鬼が関与していることを突き止めた小麦早希が音信不通に。鬼丸は、謎の少女ヒョウリから小麦発見の通報を受け、邪気が漂う新宿御苑に向かうが、そこでは、“真怪・家康の首”による悍ましい“吸血の儀式”が始まろうとしていた。ついに最終決戦!陰陽寮チームの運命は?
著者等紹介
田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年大阪府生まれ。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で星雲賞日本短編部門を、09年「渋い夢」で日本推理作家協会賞短編部門を、16年「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」で星雲賞日本短編部門を受賞。時代、SF、伝奇など、さまざまなジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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