出版社内容情報
織田信長、豊臣秀吉─。 英傑の「父」たちは、 果たして息子を愛したのか群雄割拠の時代に、一際異彩を放つ父親たち。戦国の英傑たちの父は、何を夢みたのか──。
上杉家と国人衆の狭間で、長尾家の生きる道を模索する上杉謙信の父・長尾為景「下剋の鬼」。隠居後も息子の戦いに我を重ねる武田信玄の父・武田信虎「虎は死すとも」。父子相剋の歴史を断ち切るため、我が子に己の戦いを見せる伊達政宗の父・伊達輝宗「決別の川」。愛する者を守るために、苦渋の決断を重ねる徳川家康の父・松平広忠「楽土の曙光」。“うつけ殿”と揶揄される息子に対し、ただ一人恐れを抱く織田信長の父・織田信秀「黎明の覇王」。貧しき暮しを抜け出すため、戦での手柄を夢見る豊臣秀吉の父・木下弥右衛門「燕雀の夢」の六篇を収録した著者渾身の歴史小説。
天野 純希[アマノ スミキ]
1979年生まれ、愛知県名古屋市出身。愛知大学文学部史学科卒業後、2007年に「桃山ビート・トライブ」で第20回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞。そのほかの著書に『信長暁の魔王』『覇道の槍』など。新時代の歴史小説界を担う俊英として注目される。
内容説明
織田信長、豊臣秀吉―英傑の「父」たちは、果たして息子を愛したのか。歴史小説の気鋭が描く、戦国覇者の父子の物語。
著者等紹介
天野純希[アマノスミキ]
1979年愛知県生まれ。愛知大学文学部史学科卒業。2007年「桃山ビート・トライブ」で第20回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。13年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ナイスネイチャ
yoshida
巨峰
ポチ
とん大西
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