角川ビーンズ文庫 いじわる令嬢のゆゆしき事情―灰かぶり姫の初恋

九江 桜【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 256p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041047248
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

世話好き“悪役”令嬢が贈る、恋と波乱のシンデレラストーリー!!男爵家の令嬢イザベラは、美しくもものぐさな義妹アシュトリーテを立派な淑女に育てるべく日々奮闘中。しかし厳しすぎる言動から、周囲では継子いじめとの不名誉な噂が！ そんな中7年ぶりに再会した幼馴染みのフリッツから、王子が妃探しの舞踏会を開くと聞かされる。「リーテならお妃になれる!」と息巻くイザベラだが、自身も恋愛騒動に巻き込まれてしまって…?　第14回角川ビーンズ小説大賞<奨励賞>受賞、世話好き“悪役”令嬢が贈る、異色のシンデレラストーリー!!

九江桜［ココノエサクラ］
第14回ビーンズ小説大賞にて＜奨励賞＞を受賞。

成瀬　あけの［ナルセ　アケノ］
イラストレーター。代表作はビーンズ文庫「仮面婚約のたしなみ」シリーズなど。

内容説明

男爵家の令嬢イザベラは、美しくもものぐさな義妹アシュトリーテを立派な淑女に育てるべく日々奮闘中。しかし厳しすぎる言動から、周囲では継子いじめとの不名誉な噂が！そんな中７年ぶりに再会した幼馴染みのフリッツから、王子が妃探しの舞踏会を開くと聞かされる。「リーテならお妃になれる！」と息巻くイザベラだが、自身も恋愛騒動に巻き込まれてしまって…？世話好き“悪役”令嬢が贈る、異色のシンデレラストーリー！！

著者等紹介

九江桜［ココノエサクラ］
熊本県出身。第１４回角川ビーンズ小説大賞にて奨励賞を受賞した『いじわる令嬢のゆゆしき事情　灰かぶり姫の初恋』（改題・改稿後刊行）にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

シンデレラを元にしたお話で、ヒロインは長女。シンデレラがダメ女子で、世話を焼いてるのに、いじめられてると思われてしまう…。足を切ろうとするシーンの無理やりぶりに笑ってしまいました。相手役はクラウスでも良かったかな。

2016/12/08

[カッパ]

シンデレラの継姉の話だと思って読むとちょうどいい。でもそれがあんな意地悪ではなく。一見いじわるにはみえるけどシンデレラのことをおもっているのだ。勘違いされやすいけど。彼女のことを好きな幼馴染や謎の男もでてきておりこれからモテモテ街道を突き進みそうではある。

2019/10/24

[ぽっぽママ]

シンデレラの話を上手に使ったなという印象。でも話の都合上というのはわかるけれど、人物の造形に無理があってどの登場人物にも少しイラっとさせられるところがあったのが残念。

2018/05/17

[有子]

どうしてこうも残念な形でシンデレラのストーリーをなぞれてしまうのか。家事が趣味で自ら灰をかぶる義妹と、美人な彼女を何とか立派な淑女にしようとついつい怒鳴っちゃう世話焼きな義姉。設定はとても面白かったのに、継子いじめと勘違いした使用人やリーテを見初めた第2王子の暴走とか、周囲がどうにかしてくれると甘えてる義妹とか、イラっとすることの多さとカオスっぷりにちょっと疲れたかな。ヴィヴィに1番共感した。多少強引とはいえ事を収めたフリッツは良かったけど、日記の音読は公開処刑だよなぁwイザベラは自分の恋も頑張って欲しい

2017/10/09

[れーち]

★★★★☆

2018/12/09