出版社内容情報
大いなる物語の円環がいよいよ閉じられる。江戸の人形師はなぜ蘇ったのか?盛岡市にある喫茶店・ドールズ。経営者の真司の一人娘・怜の身体の中には江戸の天才人形師・目吉(めきち)が棲んでいる。目吉の魂はなぜ時空を超えて現代へと甦ったのか――? シリーズ最大の謎に迫る!
高橋 克彦[タカハシ カツヒコ]
1947年岩手県盛岡市生まれ。83年「写楽殺人事件」で江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。その後「総門谷」で吉川英治文学新人賞、「北斎殺人事件」で日本推理作家協会賞、「緋い記憶」で直木賞をそれぞれ受賞。
内容説明
「私は必ず戻る。あいつの居場所を教えに」。聖夜の死から十日、盛岡市の喫茶店・ドールズには未だ悲しみが満ちていた。しかし、葬儀に参列した陰陽師・土御門ライの出現で、最大の宿敵である箱神との因縁がよみがえる。箱神を追って消えた聖夜はどこにいるのか。何故、江戸の名人形師・目吉は現代に転生し、月岡怜の身体に宿ったのか。シリーズ最大の謎が今、明かされる。あらゆるエンタメを超越した筆者渾身の超大作ついに完結!
著者等紹介
高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1947年岩手県盛岡市生まれ。浮世絵研究者を経て、83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。その後、『総門谷』で吉川英治文学新人賞、『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、『緋い記憶』で直木賞、『火怨』で吉川英治文学賞、2012年には日本ミステリー文学大賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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