出版社内容情報
世界で一番おしゃれな魔女は、82歳の作家でした。家の壁のほとんどを占めるたくさんの本棚。大好きないちご色の壁。長年の日々の台所仕事で得た、かんたんおいしい十八番のメニュー。カラフルなメガネやキャンディみたいなリング。ビビットなカラーのワンピース。『魔女の宅急便』をはじめ多くの児童文学の名作を生み出してきた、作家角野栄子の美しい暮らしをあますことなく紹介する一冊! 五歳で母をなくし、戦争と終戦も体験。二十四歳でブラジルに移民として渡り、世界中の人々と知り合った。現在八十二歳の角野栄子は言う。「魔法は一つ。すべての人が、必ず持っているのよ」人生を明るく、色鮮やかにいきていくための『衣』『食』『住』のレシピ集。
1 角野さんの毎日
本棚だけは、なにをさておいてもたくさん!
いちご色は、私の色
作品から 魔女の宅急便
壁に絵を描きたーい
黒革の手帳 ご用心
玄関先のサプライズ
庭仕事 あーあ、草たちよ
鎌倉は歩く街
寝室の観音様
私の一日
2 かんたん 食いしん坊
庭のみかんのしぼりたて おーすっぱい!
白い食器を最小限 藍色の食器を彩りに
料理は素材と手抜き
作品から 小さなおばけシリーズ アッチ コッチ ソッチ
あまから好み (昭和の味)
3 おしゃれは大好き
基本はメガネと白髪
どこまでも歩ける靴
ワンピースは同じ形 色と柄で差別化
アクセサリーは自由に、自由に
仕事着は楽に、楽に
口紅は七難隠す
作品から ラスト ラン
4 角野栄子 こんな人
ブラジル サンバ カフェ
作品から ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて
ナーダという名の少女
旅はいつでも大きな贈り物
「家族」(父)
作品から トンネルの森 1945
魔法は一つ 誰でも持ってる
特別収録 掌編 おいとちゃん
角野 栄子[カドノ エイコ]
東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験を元に描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルを訪ねて』で、1970年作家デビュー。代表作『魔女の宅急便』は89年ジブリアニメ作品として映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文学賞、小学館文学賞等受賞多数。紫綬褒章に続き、2014年旭日小綬章を受章。
内容説明
『魔女の宅急便』など、千冊以上の児童文学を産み出してきた児童文学作家、角野栄子。その色鮮やかな「くらし」から学ぶ、人生を明るく、色鮮やかに生きていくための『衣』『食』『住』のレシピ集。
目次
1 角野さんの毎日(本棚だけは、なにをさておいてもたくさん!;いちご色は、私の色 ほか)
2 かんたん食いしん坊(庭のみかんのしぼりたて―おーすっぱい!;白い食器を最小限―藍色の食器を彩りに ほか)
3 おしゃれは大好き(基本はメガネと白髪;どこまでも歩ける靴 ほか)
4 角野栄子こんな人(ブラジル サンバ カフェ;作品から・ルイジンニョ少年―ブラジルをたずねて ほか)
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京深川生まれ。1959年から2年間ブラジルに滞在。70年その体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』でデビュー。85年代表作『魔女の宅急便』を刊行、野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞受賞。国内でアニメーション映画化、舞台化、実写映画化され、2016年末からはロンドンで舞台化された。00年に紫綬褒章、14年旭日小綬章受章。16年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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