角野栄子の毎日いろいろ―『魔女の宅急便』が生まれた魔法のくらし

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角野栄子の毎日いろいろ―『魔女の宅急便』が生まれた魔法のくらし

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784041046050
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界で一番おしゃれな魔女は、82歳の作家でした。家の壁のほとんどを占めるたくさんの本棚。大好きないちご色の壁。長年の日々の台所仕事で得た、かんたんおいしい十八番のメニュー。カラフルなメガネやキャンディみたいなリング。ビビットなカラーのワンピース。『魔女の宅急便』をはじめ多くの児童文学の名作を生み出してきた、作家角野栄子の美しい暮らしをあますことなく紹介する一冊! 五歳で母をなくし、戦争と終戦も体験。二十四歳でブラジルに移民として渡り、世界中の人々と知り合った。現在八十二歳の角野栄子は言う。「魔法は一つ。すべての人が、必ず持っているのよ」人生を明るく、色鮮やかにいきていくための『衣』『食』『住』のレシピ集。

1 角野さんの毎日
本棚だけは、なにをさておいてもたくさん!
いちご色は、私の色
作品から 魔女の宅急便
壁に絵を描きたーい
黒革の手帳 ご用心
玄関先のサプライズ
庭仕事 あーあ、草たちよ
鎌倉は歩く街
寝室の観音様
私の一日

2 かんたん 食いしん坊
庭のみかんのしぼりたて おーすっぱい!
白い食器を最小限 藍色の食器を彩りに
料理は素材と手抜き
作品から 小さなおばけシリーズ アッチ コッチ ソッチ
あまから好み (昭和の味)

3 おしゃれは大好き
基本はメガネと白髪
どこまでも歩ける靴
ワンピースは同じ形 色と柄で差別化
アクセサリーは自由に、自由に
仕事着は楽に、楽に
口紅は七難隠す
作品から ラスト ラン

4 角野栄子 こんな人
ブラジル サンバ カフェ
作品から ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて
      ナーダという名の少女
旅はいつでも大きな贈り物
「家族」(父)
作品から トンネルの森 1945
魔法は一つ 誰でも持ってる 
特別収録 掌編 おいとちゃん

角野 栄子[カドノ エイコ]
東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験を元に描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルを訪ねて』で、1970年作家デビュー。代表作『魔女の宅急便』は89年ジブリアニメ作品として映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文学賞、小学館文学賞等受賞多数。紫綬褒章に続き、2014年旭日小綬章を受章。

内容説明

『魔女の宅急便』など、千冊以上の児童文学を産み出してきた児童文学作家、角野栄子。その色鮮やかな「くらし」から学ぶ、人生を明るく、色鮮やかに生きていくための『衣』『食』『住』のレシピ集。

目次

1 角野さんの毎日(本棚だけは、なにをさておいてもたくさん!;いちご色は、私の色 ほか)
2 かんたん食いしん坊(庭のみかんのしぼりたて―おーすっぱい!;白い食器を最小限―藍色の食器を彩りに ほか)
3 おしゃれは大好き(基本はメガネと白髪;どこまでも歩ける靴 ほか)
4 角野栄子こんな人(ブラジル サンバ カフェ;作品から・ルイジンニョ少年―ブラジルをたずねて ほか)

著者等紹介

角野栄子[カドノエイコ]
東京深川生まれ。1959年から2年間ブラジルに滞在。70年その体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』でデビュー。85年代表作『魔女の宅急便』を刊行、野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞受賞。国内でアニメーション映画化、舞台化、実写映画化され、2016年末からはロンドンで舞台化された。00年に紫綬褒章、14年旭日小綬章受章。16年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mukimi

131
魔女の宅急便の作者の生活と人生。カラフルな洋服に身を包み夢の世界に生きておられる印象だけど、背景は戦争経験者の祖母の世代。流行りの断捨離やミニマリストに逆行して多くの本や思い出の品を大切に並べていたり、素朴な食生活、娘さんのスケッチから作品の発想を得るような暮らしと一体化した芸術性など、飾らない生活者としての一面にほっとする。だからこそ人一倍の好奇心と行動力で移民生活や世界旅行に飛び出して想像力を目一杯羽ばたかせる永遠の少女のような感受性が際立つ。好きなものに囲まれて自分を喜ばせること私も大切にしよう。2024/01/10

へくとぱすかる

101
読んでみて、『魔女の宅急便』のあの雰囲気も、この作者あってのものだと思った。結婚してすぐブラジルへ2年間渡航したほどの行動派だし、海外での経験がしっかり作家としてのスタートから生かされているように思える。80代を迎えての現在、毎日を生き生きと過ごされているようすで、その根底には自分で物事をきちっと決めるというスタンスがあるように覗える。家の設計が、まず本棚から、というのが、さすがである。『魔女の宅急便』は途中の巻から先を読んでいないので、この際1作目から読み直してみようかな。2021/02/17

ぶんこ

72
「魔女の宅急便」の作者としか認識がなかった方でしたが、なんて可愛らしい素敵な方なのでしょう。生き方、佇まいが明るくて、ニコッとしたくなってきます。ワンピース、軽いバッグ、大ぶりで軽いアクセサリー、履きやすい靴。全て私の理想を実現されてました。特にワンピースの襟ぐり。ここに年齢が現れるとおっしゃっていますが、角野さんの首筋の美しいこと!まったく筋張っていません。お料理も簡単なのに美味しそうで、早速真似したくなりレシピを書き写しました。古い物も大事にとっておられ、写真を拝見出来るのが嬉しかったです。2018/11/07

けろりん

63
いちご色の壁を背にして、華やかに微笑む表紙の女性は、角野栄子さん。グレイヘアのボブカットに、可愛い眼鏡、大胆で鮮やかな花柄を配したお洋服に、キラキラのアクセサリー。作家で、イラストレーターで、ライフスタイリストで、日々の楽しみを見つける達人、あまりに肩書きが沢山あって、何とお呼びしたら良いのか分からない角野栄子さんの、お洒落魔女エッセンスが、ぎゅっと詰まった一冊です。キャリアの始まりは、1959年の自費移民としてのブラジル行きから。爾来、心はいつも旅の空。冒険心と好奇心いっぱいの毎日に、興味が尽きません。2022/01/14

とよぽん

63
もう、本当に、うっとりする。こんなにもチャーミングな方はいないと思った。82歳! 現役児童文学作家。翻訳家。外面も内面も素敵だ。自分の生活スタイル、自分のカラーを軸に日々生き生きと暮らしていらっしゃる姿に、とっても憧れる。鎌倉という街にも惹かれた。2017/10/28

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