新しい買い物―理想の社会を買い物でつくる。

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新しい買い物―理想の社会を買い物でつくる。

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041045817
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

無印良品が今、目指す「新しい買い物」とはなにか?「買う人」たちがいま求めているのは、体験性と共感性、そして共創性──。


ブランド誕生から40年近くの長きにわたって、なぜ無印良品はこれほどまで多くの人たちに愛され、かつ、いまなお先駆的な存在でいつづけることができるのか。そのヒミツを読み解くカギは「買い物」という営みのとらえ方にあります。


本書では、そんな無印良品がめざす「新しい買い物」の全貌を、良品計画の金井政明会長、WEB事業部長の川名常海氏、そしてスマートフォンアプリ「MUJI passport」の総合ディレクションを手がけたユニット・ワンの勝部健太郎氏が、時代感や企業の本質、ビジネスの可能性について問いなおしつつ、対話のなかで浮き彫りにしていきます。


【「はじめに」より】

本書では(中略)「新しい買い物」の姿を無印良品というブランドの思想や活動を手掛かりに描き出すことにした。そのなかで、そこに求められている企業のブランドとしてのあり方やコミュニケーションについて、とくに考え方の部分を重視しつつ、普遍的な視点から考察を試みている。(中略)従来型のマス広告やキャンペーン型コミュニケーション、リスティング広告といった既存のマーケティングのつぎに、企業としてなにをやるべきなのか。本書が、これからのコミュニケーションやビジネス再構築のヒントになれば幸いである。


はじめに

イントロダクション─「人間の論理」で考える

第1章 「買う」の意味が変わりはじめている
    〈コラム〉原点も、未来も見つめる「くらしの良品研究所」

第2章 「新しい買い物」とはなにか
    〈コラム〉「MUJIマイル」がお客さまとの関係を変える

第3章 「新しい買い物」は文化をつくる
    〈コラム〉「MUJI passport」がつくる新しいブランド体験

第4章 「新しい買い物」時代の企業になる
    〈コラム〉「Open MUJI」で挑戦し、役に立ちたい

おわりに


勝部健太郎+無印良品コミュニティデザインチーム[カツベケンタロウプラスムジルシリョウヒンコミュニティデザインチーム]
著・文・その他

内容説明

無印良品で見つけた「本当に買いたいもの」。

目次

イントロダクション―「人間の論理」で考える 金井政明×勝部健太郎
第1章 「買う」の意味が変わりはじめている(原点も、未来も見つめる「くらしの良品研究所」)
第2章 「新しい買い物」とはなにか(「MUJIマイル」がお客さまとの関係を変える)
第3章 「新しい買い物」は文化をつくる(「MUJI passport」がつくる新しいブランド体験)
第4章 「新しい買い物」時代の企業になる(「Open MUJI」で挑戦し、役に立ちたい)

著者等紹介

勝部健太郎[カツベケンタロウ]
株式会社ユニット・ワン代表。1974年、東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒。金融、クルマ、小売の各業界でのビジネス構築やマーケティングの実務を経て、2010年に株式会社ユニット・ワンを設立。無印良品のスマートフォンアプリ「MUJI passport」の企画、制作、総合ディレクションを手がけて注目を集める。2016年より家電ベンチャーとして知られるバルミューダ株式会社の取締役を兼務。「BALMUDA The Toaster」などの商品・コミュニケーションおよびビジネス開発にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

19
 何故か苦手で食わず嫌いしてきた「無印良品」。いや、白いんでしょ要するに?とか勝手に思っていたんですが、痒いところに手が届く先鋭企業でした。正真正銘、本気の生活者目線。ちょっとファンになりそう。2021/04/24

gotomegu

8
無印良品は特別だ。シンブルだから工夫の余地があったり、見立てでいろんな用途を生み出せるからか。ムダを削ぎ落としたところとか、そのあたりも含めて「日本的」なのだろうな。商品まわりの空気感が好きで、ついお店をのぞいてしまう。商品が製造者から消費者に一方的に流れるのではなくて、一緒に作っていく空気をまとっているからかな。アプリとか棚田保全とかトークショー(陶芸家の友人もやった)、そんな活動も「無印良品」らしさを強めているんだろう。2018/05/23

オオクミ

1
対談形式でさらさらと。加瀬さんに会いに行くのに慌てて読んだ。体験性、共感性、共創性。いい暮らしイメージを提案して、それを買っている。フカヒレ話。2021/11/23

marua

1
この手の本でよく出てくる「生活者」というワードが苦手。「生活者目線で作りました」とか言ってるものが高すぎて買えないことばかりで、「貧乏人は生活者ですらないんだな」って思う。「体験を買う」もそう。この手の本を読んだわしが悪いってことで。2018/06/24

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