角川ビーンズ文庫 令嬢鑑定士と画廊の悪魔―永遠の恋を描く者たち

糸森 環【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 256p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041045688
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

あなたを誰にも渡さない――悪魔のために、リズが選ぶ道は!?養父ペテロン殺しの容疑で、悪魔のジョンが教会に拘束された。無実を証明しないと、一緒にいられない――リズはジョンを取り戻すため、真犯人の悪魔が棲む歪画を追うが、待っていたのは“神が宿る”という絵で!?

糸森　環［イトモリ　タマキ］
9月7日生まれ。860万アクセスの大人気ＷＥＢサイト「27時09分の地図」（http://ash-map767.riric.jp/index.htm）でia(イア)名義でオリジナル小説を公開中。2012年ペンネームを糸森環と改め、「花術師」（双葉社）でデビュー。「she&sea」シリーズ「花神遊戯伝」シリーズ「F-エフ-」シリーズ（株式会社KADOKAWA　角川書店）を刊行。

宵マチ［ヨイマチ］

内容説明

「ジョンと一緒に引きこもれなければ、私の心を殺すに等しい」「…自分が何を言っているかわかっていないでしょう」悪魔のジョンが前契約者殺しの容疑で、教会に拘束された。今の契約者・リズは容疑を晴らすため、真犯人の悪魔が棲む絵画を追うことに。ジョンは処刑させない。私の悪魔だもの―事件を通し、彼女は“自分がジョンをどう思っているか”自覚していき…！？鈍感令嬢と毒舌悪魔のラブファンタジー！

著者等紹介

糸森環［イトモリタマキ］
９００万アクセスの大人気ＷＥＢサイト「２７時０９分の地図」でｉａ名義でオリジナル小説を公開中。２０１２年ペンネームを糸森環と改め、『花術師』（双葉社）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

何だかすでにいちゃいちゃな２人。ジョンは毒舌なだけで、中身は某シリーズのモフモフけものといっしょなのでは？完結って書いてないけど、一旦まとめた感が残念。もうちょい続けてほしい。

2017/04/08

[てみさま]

天使もどきのジョンに大爆笑。リズにとっては悪魔でも天使だよね。それにしても母‼︎最強で最高‼︎２冊だけでサクッと完結してしまって少々物足りない気もするけど楽しく読めた。

2024/01/28

[shizuca]

ジョンがデレデレしていて本当にありがとうございました。あと数冊は読みたかったんですが二冊で完結とか寂しい。作者さんの会話はとても言葉が生き生きしていて変化球ありで読んでいて吹き出すこともしばしば。特にリズのセリフは秀逸で、グレコとのやりとりは素晴らしかったです（笑）母上やお兄様のキャラも素敵だったので、まだまだ読みたいなぁ。リズの身体を思って甲斐甲斐しく世話を焼くジョンも教会に通う目的が男探しだと知ったジョンも大変美味しゅうございました。ただ、ジョン、デレるの早い。二人の葛藤とかも読みたかったなぁ

2017/10/01

[ゆず湯]

総じてキャラが濃くて面白かったです。特にリズの母ヴィルマすごいwヴィルマの若い頃とかぜひ見て見たくなりました。リズとジョンの活躍をもっと長く読みたかったのでこれで完結なら残念。本当に最近面白いと思ったシリーズが打ち切りになること多いなぁ…

2017/04/10

[うさぎや]

2巻。相変わらず自覚のない両片想いというどうしようもなさが可愛すぎるふたり。なにやら収まるところに収まった感があるんだけどこれはつまり……？

2017/04/02