角川文庫<br> 山の霊異記―幻惑の尾根

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角川文庫
山の霊異記―幻惑の尾根

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041044766
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

山をこよなく愛する著者による、至高の山岳怪談。閉ざされた無人の山小屋で起きる怪異、使われていないリフトに乗っていたモノ、山道に落ちていた小さな赤い靴の不思議。登山者や山に関わる人々から訊き集めた、美しき自然とその影にある怪異を活写した恐怖譚。

安曇 潤平[アズミ ジュンペイ]
著・文・その他

内容説明

冬の閉ざされた山小屋の一室で毎年起きる怪異とその顛末に戦慄する「五号室」、キノコ狩りに夢中になるうちに道に迷った男が寂れたゲレンデ跡で遭遇した恐怖を描く「リフト」、仲睦まじく登山道を歩く母娘に呼びかける父親の声の正体が切ない「呼ぶ声」等、20話を収録。山をこよなく愛し、数々の山に登り続けている著者が訊き集めた話を、臨場感たっぷりに綴る。登山者を異界へと導く、山の霊気に満ちた山岳怪談集。

著者等紹介

安曇潤平[アズミジュンペイ]
1958年、東京都生まれ。ウェブサイト「北アルプスの風」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムコ

40
「赤いヤッケの男」を再読して、安曇潤平熱に火がついてしまいました。今回は山でのいや~な出逢いが多かった。気さくな女性登山者が一夜で人格が変わってしまったり、登山路で人形を乳母車に乗せた男に追いかけられたり、死神のような男に付きまとわれたり。でも一方で遭難で亡くなった友の息吹を感じたり、仙人のような犬に出会ったりも。特にラストの「息子」は、グッときます。単行本にはなかった「文庫版あとがき」と解説もお得感がありました。さあ、次は「黒い遭難碑」だ!2018/05/08

ネムコ

32
勢いがついてしまって、もう一冊安曇さんの本を再読。登山にまつわる不思議な話、怖い話。中でも「豹変の山」「赤い靴」がこわい。2019/10/07

cao-rin

28
安曇さんの登山怪談、「赤いヤッケの男」に続いて2冊目。怖さは「赤い…」のがずっと怖かった。そもそも登山のウェブサイトを主宰している方、山々の描写がとにかくお上手である。怪談としては少し物足りなかったかな。でも「息子」のような話には胸が熱くなる(;_;) 全体を通して優しい文体に好感が持てる。2017/10/20

やっちゃん

26
よく知ってる山が出てくるので話に入りやすい。R岳など何故か実名を隠す山を予想するのも楽しかったりする。深田久弥が出てきたのはほっこりした。山のテントの中で読むのはオススメしない。怖い。2020/10/07

瀧ながれ

26
怪談集。街と陸続きなのに山は異界だなあと、ゾクゾク怖くなる。と同時に、季節ごとに変化する風景の美しさ、厳しさが丁寧に描かれているのも魅力だ。登山の楽しみのカケラをいただいた気がする。怪談らしく恐怖の由来がはっきりしない話が多くて、もしかしたら近所の山ででも、自分もコレに出会うかもしれないと思ってしまう怖さがあるが、「鹿乃牧温泉」「終焉の山」「仙人の山」には、こんな不思議なら出会ってみたいと思う神秘を感じた。2019/08/14

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