角川文庫<br> 渡り辻番人情帖

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角川文庫
渡り辻番人情帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041044612
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

辻番頭の浅井源三郎が、その武と人情で街の難事を裁く!新シリーズ本所の三つ目通りの辻番頭を命じられた浅井源三郎は、その街で悪質な露天商の客引きを目撃する。被害を未然に防ぐため、実力行使に出た源三郎だが、露天の元締めの六右衛門は一筋縄ではいかない男だった……。

吉田 雄亮[ヨシダ ユウスケ]
1946年佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。ノンフィクション、コミック原作、実録小説を手がけ、映画化、テレビ化作品も多数。2002年「裏火盗罪科帖」シリーズで時代小説作家デビュー。小社刊に「留守居役日々暦」シリーズがある。

内容説明

御家人の三男として生まれた浅井源三郎は、商人の娘・お千賀と所帯を持つため、町人となり、辻番人として生きる道を選んだ。それから二年、新たに本所三つ目通りの辻番人頭を命じられた源三郎は、その町で露店たちの強引な押し売りを目撃する。度を超えて脅迫めいた商売をやめさせるべく、露店頭の六右衛門と対峙する源三郎。だが、六右衛門には、弱き者たちを助ける心優しき一面が…。源三郎の人情裁きが人々の窮地を救う。

著者等紹介

吉田雄亮[ヨシダユウスケ]
1946年佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。ノンフィクション、コミック原作、実録小説を手がけ、映画化、テレビ化作品も多数。2002年「裏火盗罪科帖」シリーズで時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

8
好みかも2024/11/27

なつき

8
旗本の三男坊だった源三郎、町娘のお千賀と一緒になるため士分を捨て、辻番となる。時代小説でおなじみ番屋にも色々種類があるのだと初めて知った。剣の腕もたつのにそれに頼らずどうやって解決していくのか、面白い時代小説に出会えました。2017/11/01

デジ姫

5
お稲婆探しに相模屋手代梅吉と同伴。探索の面白みに目覚めたもよう。次回作にも登場の予感。内面、外面を使い分けて人を束ねている六右衛門、互いに心意気がわかった間柄の様子だし次回作には強力な助っ人になってくれそうな気配。2016/11/13

めにい

5
剣に頼らない解決方法に味がある。六右衛門やお稲ばあさんたちも再度登場してほしい。 2016/09/10

goodchoice

1
辻番に焦点を当てたシリーズで、辻番が町方支配でない事が分かった。吉田さんらしいしっかりした筋立てで楽しめる。次巻を期待したい。2016/10/30

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