出版社内容情報
結婚式で殺人事件が!? 花嫁シリーズ女子大生の亜由美はホテルで中年男性に、花嫁を殺してしまうから自分を見張ってほしいと頼まれる。花嫁は、子供を連れて浮気相手のもとに去った彼の元妻だった……。表題作ほか「花嫁リポーター街を行く」
赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
内容説明
「僕を見張っててもらわないと、花嫁を殺してしまうかもしれない」美術展を見に行った帰り、大学生の亜由美が、友人とホテルのラウンジでお茶をしていると、中年の男性に声をかけられた。事情を聞くと、今行われている結婚式の新婦は、男の元妻だというのだ。しかしこの結婚には裏がありそうで…。愛犬ドン・ファンとともにズバッと解決!花嫁シリーズ第24弾。表題作ほか、「花嫁リポーター街を行く」を収録。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kana
16
読みやすく一気に読了。ドン・ファンが亜由美の危機一髪で回避したり、可愛い女子高生を助けたりと大活躍。ドン・ファンみたいな犬と一緒に過ごしたい。2019/03/31
ひまわり
7
花嫁シリーズ第24弾。若かりし頃好きなシリーズでした(笑)赤川次郎さんの本にはとても良い人と情けない人が出てくる…。2020/12/04
白雪ちょこ
4
花嫁シリーズは、その名の通り、花嫁を通しての事件のため、女同士のドロドロした感じや男女の恋愛の縺れもテーマとなっている。主人公の彼女プラス、犬のドンファンがとても可愛らしい。 わんこと共に事件を解決していく様も、つい笑ってしまうようなところもある。
Yoshi
2
「愛している相手を信じて、何もかも話せばいいんだよ」「夫婦だろ。迷惑かけ合うのが当たり前じゃないか」結婚の意義や幸せの形は、カップルごとにあり、他人から理解されるべきものではないと、、、2024/01/25
Yoshi
2
結婚の意義や幸せの形は、カップルごとにあり、他人から理解されるべきものではないと、、、つまり、正解などないってことだ。2023/10/31
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