出版社内容情報
“しゃべる猫”との妄想推理合戦がなぜか現実に!? 猫×本格ミステリ!「仕掛け花火が次々に炸裂するような本格ミステリ。
この贅沢さがうれしくて、喉が鳴ります」
――有栖川有栖氏、絶賛。
とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫”のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてくる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。金庫に入っているのは、5カラットのダイヤ、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に、あれこれと妄想を膨らますふたり(1人と1匹)だったが、なぜか事件が本当に起きてしまい――。
深木 章子[ミキ アキコ]
みき・あきこ1947年東京生まれ。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に『鬼畜の家』で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。第2作『衣更月家の一族』と第3作『螺旋の底』で、第13回・第14回本格ミステリー大賞に2年連続でノミネートされる。他の著書に、『殺意の構図』『敗者の告白』『交換殺人はいかが? じいじと樹来とミステリー』『ミネルヴァの報復』。毎年発表される「本格ミステリ・ベスト10」では、5年連続ランクイン(20位以内)中。
内容説明
とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫”のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてくる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。金庫に入っているのは、5カラットのダイヤ、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に、あれこれと妄想を膨らますふたり(1人と1匹)だったが、なぜか事件が本当に起きてしまい―。現実の事件と、謎解きに興じる“しゃべる猫”の真実は?ミステリ界注目の気鋭による、猫愛あふれる本格推理。
著者等紹介
深木章子[ミキアキコ]
1947年東京都出身。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に『鬼畜の家』で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイ@2019.11.2~一時休止
いつでも母さん
ままこ
スパシーバ@日日是決戦
itoko♪