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猫には推理がよく似合う

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041044537
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

“しゃべる猫”との妄想推理合戦がなぜか現実に!? 猫×本格ミステリ!「仕掛け花火が次々に炸裂するような本格ミステリ。
この贅沢さがうれしくて、喉が鳴ります」
――有栖川有栖氏、絶賛。

とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫”のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてくる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。金庫に入っているのは、5カラットのダイヤ、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に、あれこれと妄想を膨らますふたり(1人と1匹)だったが、なぜか事件が本当に起きてしまい――。

深木 章子[ミキ アキコ]
みき・あきこ1947年東京生まれ。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に『鬼畜の家』で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。第2作『衣更月家の一族』と第3作『螺旋の底』で、第13回・第14回本格ミステリー大賞に2年連続でノミネートされる。他の著書に、『殺意の構図』『敗者の告白』『交換殺人はいかが? じいじと樹来とミステリー』『ミネルヴァの報復』。毎年発表される「本格ミステリ・ベスト10」では、5年連続ランクイン(20位以内)中。

内容説明

とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫”のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてくる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。金庫に入っているのは、5カラットのダイヤ、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に、あれこれと妄想を膨らますふたり(1人と1匹)だったが、なぜか事件が本当に起きてしまい―。現実の事件と、謎解きに興じる“しゃべる猫”の真実は?ミステリ界注目の気鋭による、猫愛あふれる本格推理。

著者等紹介

深木章子[ミキアキコ]
1947年東京都出身。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に『鬼畜の家』で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

142
現実と妄想推理が入り混じる。悪くはないがこういうオチではなくもっとスコティに活躍してもらいたかった。2016/09/19

いつでも母さん

118
【しゃべる猫】スコティ=ひょう太、大活躍のミステリー・・?睦木弁護士も登場して嬉しいのだが、これはファンタジーですよね(笑)私は猫を飼ったことが無いので、猫とのコミュニケーションも取れない。猫が何か言いたそうだと思ったことはある。だけど、だから、【しゃべる猫】誰かと会話が出来る猫がいても驚かない。そこでのスコティだ。深木作家、睦木さんが登場するまで、正直これ大丈夫?と思ってしまったのだ(汗)今までの深木色ではない進み方に嵌まれない私だったが、エピローグで『やっぱり深木さんだ~』と納得の読了になった。2016/09/30

ままこ

104
弁護士事務所の事務員、花織はミステリ好きで猫好き。事務所で飼われている猫スコティは人語を話し、花織とミステリ談義をする様子がほのぼの面白かったのだが…。がらっと一変。ラストもおやっ⁉︎となる毛色の変わったミステリ。2020/10/17

スパシーバ@日日是決戦

103
B (2016年) 「法律事務所を経営する弁護士が、事務所内で死亡しているのを発見したのは女性事務員。さらに同事務所で飼育されていた被害者の猫が、事件後行方不明になっている。捜査本部はいまだ犯人の特定に結びつく有力な手がかりは得られていない」。喋る猫との推理合戦にのほほんとした気分に浸っていたところに、その通りに事件が起きるという予想外の展開に慌てふためくという大失態! 登場人物すべて怪しく犯人を絞り切れず、結末に至っては驚きを通り越して唖然呆然..。「ミャー、ミャー」(何? 犯人はアイツ!だと)。2017/01/20

itoko♪

76
弁護士事務所に猫…猫弁を思い出してしまった。ストーリーは、持ち込まれた案件を絡めた、猫のスコティと事務員の椿香織のミステリー談義が面白かった。怪しい人物は予想通り。案件が盛り込まれ過ぎていて、ごちゃごちゃしていて読み辛かったです。2016/11/18

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