アンコウはアヒージョで―八十五歳の美味しい台所

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アンコウはアヒージョで―八十五歳の美味しい台所

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041044414
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『賛否両論』の人気の料理人、笠原将弘氏もおススメ!85歳のワニ先生は、美味しいものを美味しい季節に美味しく食べる調理法を知っている。そうした食事をしていれば、人はおだやかに楽しく幸せに歳をとれる。85歳の年齢になっても、やりたいことがいっぱい! ボケるなんて100年早い。こんな幸せな暮らし、うらやましいと思ったらすぐに実践しよう。幸せになるための食の本! あの人気店『賛否両論』の笠原将弘シェフもおススメ!

目次から
・真子をきれいに煮る
・春寒の夜は煮奴です
・春日のお寿司って小粋
・新ごぼうはガラムマサラ
・真フグはフライで
・茄子の滝川仕立て
・ゆうれい寿司の涼しさ
・よこわの漬け丼
・新蕎麦ははらりと
・アンコウはアヒージョで
・蓮根は中華おこわに
・師走の牡蠣をハオイウで

和仁 皓明[ワニ コウメイ]
北海道函館生まれ。東北大学農学部卒業後、雪印に入社。在職中、メリーランド大学院に留学、修士課程卒業。雪印の冷凍食品事業開発、開発企画室長として「アカディ牛乳」「ナチュレヨーグルト」「ソフトバター」「チーズキャッチ」「スライスチーズ」「ストリングチーズ」などのヒット商品の開発を手掛ける。雪印役員退社後、多数の大学の非常勤講師、食品国際シンポジウムや研究会に招聘され参加、現在に至る。昭和6年生まれの85歳。下関市在住。

内容説明

「コマイの真子煮」「春子のお寿司」「ヨコワの漬け丼」「牡蛎のハオユー仕立て」「温かいコロッケ」…。人はおいしいものを毎日食べて過ごせば、穏やかに楽しく幸せに歳をとっていける。春夏秋冬12か月の、読んだはしから真似したくなる、料理作法が満載。人生を豊かにする、滋味深い食のエッセイ。

目次

福を呼ぶお雑煮
磯辺は海苔を選ぼう
白滝はすき焼に合う
小正月のふぐ雑炊
真子をきれいに煮る
節分のくじらはユッケで
鴬餅はお煎茶で
旬の香りをいただく
菜の花はお浸しで
春寒の夜は煮奴です〔ほか〕

著者等紹介

和仁皓明[ワニコウメイ]
1931年北海道生まれ、農学博士、東亜大学大学院元教授、東京農業大学、茨城大学、山口県立大学、くらしき作陽大学、放送大学などの講師を兼任した。現在「西日本食文化研究会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コジ

27
★★★☆☆ 食エッセーとしてはかなり弱い。同じパターンの繰り返しなので一気読みにも不向き。でもこの本ならではの読み方がある。四季折々の旬の食材/料理を短い文で綴るパターン、旬の食材の紹介から始まり大抵の場合文末はそれに合わせる酒の飲み方。これを逆手に取って食の参考書、いや「旬の肴とマリアージュの参考書」としての読み方。旬の肴をつまみに一杯、と思ったときにパラッと開いて参考にするのよいのではないでしょうか。2019/05/18

tetsubun1000mg

4
食のエッセイが、2ページの短さなので、ちょっとした空いた時間で読めます。 でも、読んでいくうちに再読本と分かりました。 でも、内容は幅広く、季節ごとに書かれているので、とても面白くて読みやすいです。  著者が1931年生まれ、つまり88歳とはとても思えない年齢を感じさせない文章でした。2018/12/02

bvbo

1
季節の料理、季節のお話し。「はじめに」と「おわりに」もじっくり読みました。2017/07/02

GIV

0
毎日の食事をこんなにも楽しめるって素敵。私もこんな風に歳を重ねたい。2017/09/24

Atsukoo

0
しっかりこだわりの食材を使って、じっくり、でも、さらさらっと酒の肴を一品作る、その手際の良さ。たくさんの経験を積んだ方の、できる技だなぁ。2022/03/16

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