別冊怪 追悼・水木しげる 世界妖怪協会全仕事

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  • サイズ A5判/ページ数 528p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784041044407
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

妖怪マガジン『怪』と歩んだ水木しげる氏の歴史を振り返る、完全保存版!世界で唯一の妖怪マガジン『怪』に掲載された、
水木しげる氏と”妖怪”との20年にわたる歩みがこの一冊に!!

カラー満載! 妖怪画133点収録!
単行本未収録の紀行・対談も多数収録の【完全保存版!】

●妖怪人類学フィールドワーク
パプア・ニューギニア、オーストラリア、バリ島、ミャンマー、ブータン、雲南、台湾、アメリカ、カナダ、メキシコ、エジプト、ジンバブエ、フランス、隠岐、美保関、境港ほか
●水木しげる対談録 vs宮田登、vs坂本慎太郎(ゆらゆら帝国)ほか
●水木しげるの激写博物館
●世界妖怪会議の歴史と水木しげるの大名言
●妖怪目撃画談
●水木しげるサンお別れの会レポート
●世界妖怪協会通信大全
●追悼寄稿 荒俣宏、小松和彦、京極夏彦


水木 しげる[ミズキ シゲル]
大正11年鳥取県境港市生まれ。従軍経験の後、終戦後より紙芝居、貸本漫画などを執筆。1964年に『ガロ』にて商業誌デビュー。2007年、『のんのんばあとオレ』によりフランス・アングレーム国際漫画祭で日本人初の最優秀作品賞を受賞。2010年、文化功労者に選出される。2015年11月30日、逝去。享年93歳。

「怪」編集部[カイヘンシュウブ]

内容説明

妖怪画133点!単行本未収録紀行・対談も多数収録!世界妖怪協会機関誌「怪」とともに歩んだ20年がこの一冊に!

目次

想い出アルバム
序文 次の旅の支度 荒俣宏
妖怪人類学フィールドワーク
僕の妖怪コレクション
水木しげるの昆虫絵巻 地上の巻
水木しげる、妖怪画を語る
水木しげる対談録
韓国の妖怪
『水木しげるの古代出雲』描き下ろし記念特別インタビュー
世界妖怪会議の歴史と水木しげるの大名言
『怪』の仲間たちとの鼎談・放談
神秘家列伝について 水木しげる
聞書「水木サンと文楽」
追悼寄稿 水木しげるさんと私、そして妖怪研究 小松和彦
水木しげるの激写博物館
水木しげるの山陰十景
妖怪目撃画談
第5回織部賞グランプリ受賞 ほか
水木しげるサンお別れの会レポート
ありがとう、しげーさん
世界妖怪協会通信大全
追悼寄稿 水木さんと、『怪』のこと 京極夏彦
偉大な高齢者 水木しげる

著者等紹介

水木しげる[ミズキシゲル]
1922年(大正11年)3月8日生まれ。鳥取県境港市育ち。太平洋戦争時、激戦地ラバウルに出征し、爆撃で左腕を失うも九死に一生を得る。復員後は様々な職業につきながら紙芝居作家となり、以後貸本漫画家を経て、1964年『ガロ』にて商業誌デビュー。1991年紫綬褒章、2003年旭日小綬章を受章。2007年『のんのんばあとオレ』でフランス・アングレーム国際漫画祭において最優秀漫画賞を受賞。2010年文化功労者。2015年11月30日、死去。享年93(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aloha0307

18
妖怪って単なる幻想ではなく、人が通常では見えない世界を感知したもの(生体?とは言えないね)であることを本書から更に確信した。私見では、この3次元空間から更に進んだn次元に入り込んでいるんじゃないかな(但し、己のような俗世&煩悩にまみれていては決して見えはしない)。電気、電灯に照らされ闇夜のない日本を嘆く水木先生 終章:小便がすむと心配事をさがすが”ない”ことが多い。強いてさがすと”死”くらいなことしかない...この境地 深い感銘2016/12/18

オオサキ

8
ほぼ、「怪」で読んでいた内容でしたが、対談などを読み直してみると、改めて人生の道しるべになりそうな言葉がみつかりました。30日で水木御大が亡くなって1年。まだまだ読めていない作品があることは、きっと幸せなことですね。2016/11/27

ころちくわ

7
「水木しげる氏と"妖怪"との20年にわたる歩み」地元でない図書館で見かけて衝動借り。没後1年の追悼版です。世界中の妖怪スポットを旅して歩いた様子が写真を見ているだけでも楽しいです。でもルーツは故郷の出雲神話です。鳥取県境港から島根半島を見て幼少期を過ごしたこと、小泉八雲や隠岐の島の話など、興味深い内容が盛りだくさんです。2022/05/26

あーびん

4
登録100冊目。水木、荒俣コンビの精力的なフィールドワークが特に好き。読者の体験談をもとにから描かれた現代の妖怪画も興味深い。妖怪も時代にあわせて進化している様子。攻殻機動隊じゃないけれど、今後はITに特化した姿になっていくのかも⁈2017/03/19

nizimasu

2
京極夏彦さんなんかが一生懸命頑張っている怪というムックがある。あんまり気にならなかったが、80代の老境に差し掛かった水木先生が個々を中心に日本は元より海外の妖怪事情をフィールドワークしていたとは知らなんだ。それがまるで集団的無意識に通じるような同じような種類の妖怪や精霊の話があるのも面白いわ2016/10/28

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