角川文庫<br> ヴァイス―麻布警察署刑事課潜入捜査

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角川文庫
ヴァイス―麻布警察署刑事課潜入捜査

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041043707
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

全ての犯罪を秘密裏にもみ消す、汚職警官の行く末とは!?人気アイドルの覚醒剤所持に大物政治家の賄賂。麻布警察署のエース、仙石のミッションは依頼された全ての犯罪を秘密裏にもみ消すこと。手段は問われない。”悪で以って悪を制す”汚職警官の行く末とは!?

深見 真[フカミ マコト]
熊本出身。小説家、漫画原作者、脚本家。2000年第一回富士見ヤングミステリー大賞を受賞、02年には『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』で角川 Next賞を受賞。代表作、『ヤングガン・カルナバル』シリーズ、『疾走する思春期のパラベラム』シリーズ。

内容説明

麻布警察署刑事課二係は、管轄内の重要犯罪を隠蔽することを目的に組織された。トップアイドルの覚醒剤疑惑、大物政治家の賄賂…。手段は問わない。二係のエース、仙石は誰よりもスマートに残虐に、犯罪を揉み消す。そんな仙石の行動を見張るため、細川巡査部長は、仙石の部下として、二係内で潜入捜査を始める。極限の騙し合いの勝者はどちらか。“悪を以って悪を制す”汚職警官を描いた本格警察小説。

著者等紹介

深見真[フカミマコト]
熊本県生まれ。小説家、漫画原作者、脚本家。『戦う少女と残酷な少年 ブロークン・フィスト』で第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞しデビュー。『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』でカドカワエンタテインメントNext賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

65
悪徳、汚職まみれの仙石刑事、やっている事はかなりえげつないけれど、何処か憎めないキャラクター。何気なく手に取ったけれど、結構面白かった。とはいえ、新任の細川巡査部長は、ミイラ取りがミイラになってしまうのか?仙石は過去に何があったのか?これで終わりじゃないですよね?深見さん、是非続編を書いて下さい! 2017/12/08

はつばあば

57
悪徳警官モノが多いなか、輪をかけたような仙石に「もうアカン・・途中下車や~」と思いながらもぽつぽつ読んでいったら、やっぱり深見さんや・・とあとは一気に(#^^#)。警察官僚もワルですねぇ、わざわざ仙石チームに家庭で問題のある細川さんを人身御供みたいに入れるんですから。わかってするだけにタチが悪い。もう読まないかなぁと思いながらも手をだしてしまう刑事モノ。悪い奴ほどのさばるからなぁ2019/06/11

くたくた

56
潜入捜査ってそーいうことかいっ!Kindleアンリミで、紙本入手前に読了。えらく早く読めたが紙本じゃないので厚みがよくわからん。真っ黒な汚職警官ものだが、一番黒い仙石が、ありえないくらいの爽やか系。仙石は名前が一緒なもので「ボールルームにようこそ」の仙石サンの絵 で、脳内にコミックの紙面が広がる。拷問がエグいとか怖いとかのレビューも散見されるが、無問題。「俺は、子どもへの暴力は許さない」 一冊目では仙石の過去や背景はちらとも明かされていないので、非常に気になる。これは追いかけるでしょ。面白いもん。オススメ2022/08/04

drago @高校野球・応援中。

40
警視庁麻布警察署に巣喰う悪徳警官・仙石警部補とその一派。そこに、若い女性刑事が配属される…。 ◆グロいのは良いのだが、さすがに中学生の耳を切り落とすのはアカン…。 ◆文庫本240ページなので、やや記述不足の感は否めないが、久しぶりの深見節を楽しめた。 ☆☆☆+2024/04/05

はるき

33
ヤングガン・カルナバルからの読者としては、著者の持ち味が上手く出ていてうれしい限り。ハードコアアクション路線を極めてほしい。ライトノベルから一般書に販路を広げているのが頼もしいじゃないか。2017/01/29

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