出版社内容情報
加賀藩腰物奉行で剣の達人の若杉兵庫が藩主斉泰から受けた密命とは?加賀藩腰物奉行で剣の達人でもある若杉兵庫は、藩主・前田斉泰から千絵という女性の捜索を命じられる。調べると千絵は斉泰との子・千鶴を産んだ後息絶えていた。斉泰から千鶴を秘かに守れと命じられた兵庫は……。
喜安 幸夫[キヤス ユキオ]
1944年生まれ。兵庫県姫路市出身、埼玉県新座市在住。98年『台湾の歴史』で第7回日本文芸家クラブノンフィクション賞受賞。2001年『はだしの小源太』、『身代り忠義』などで第30回池内祥三文学奨励賞受賞。時代小説を中心に著作多数。主な著作に「大江戸番太郎事件帳」、「見倒屋鬼助事件控」、「隠密家族」の各シリーズがある。日本文藝家協会会員、日本文芸家クラブ会員、歴史時代作家クラブ幹事。
内容説明
加賀藩腰物奉行で剣の達人でもある若杉兵庫は、藩主・前田斉泰から極秘の主命を受けた。それはかつての情人の探索。だが彼女はすでに亡くなっており、斉泰との子・千鶴が出生の秘密を知らずに、町人として音羽町の長屋で暮らしていることを突き止めた。千鶴を秘かに護れ、と命じられた兵庫は長屋の近くに住んで用心棒となる。凶盗・夜烏組、そして斉泰の正室・溶姫の魔の手から、加賀百万石の姫を護る日々が始まった…。
著者等紹介
喜安幸夫[キヤスユキオ]
1944年生まれ。98年『台湾の歴史』で第7回日本文芸家クラブ大賞ノンフィクション賞受賞、2001年「はだしの小源太」「身替わり忠義」等で第30回池内祥三文学奨励賞受賞。日本文藝家協会会員、日本文芸家クラブ会員、歴史時代作家クラブ幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 英語系諸言語