出版社内容情報
神永学、畑野智美、真梨幸子、山内マリコの豪華4大新連載の他、3大特集!映画『何者』公開にあたり朝井リョウ×本号表紙も飾る佐藤健の対談、本誌発の新刊『犯罪小説集』刊行にあたり吉田修一×清水潔の対談、映画『永い言い訳』公開にあたり原作者で監督の西川美和インタビューを収録。
小説野性時代編集部[ショウセツヤセイジダイヘンシュウブ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
panashe
13
朝井リョウ×佐藤健、吉田修一×清水潔、西川美和 目当て。どれも面白かった。吉田さんのプロットを決めないで書くって凄いですね。「犯罪小説」の【青田Y字路】の中の「相手の腕を掴んだ」というくだりは何も考えずに書いた。「あぁ掴んでたな」と後で気づいた..,と。それ凄いでしょ。未読本なので読む楽しみ~(^-^)2016/11/12
綿帽子
2
【図】山内マリコの新連載が読みたくて。主人公はパッと見今時のフワフワした、それでも決して不遇では無い、アラサーなんだけど、それでも『30になった女性』としての焦りは切実な事には変わりないんだなーと、思いながら読んだ。私も立場的にはドンピシャと言えるので。少し参考書読んでるみたいなおかしい気持ちになる感覚を楽しみながら読みました。2016/12/17
たくみ
2
今号からの新連載は、いずれも楽しみ。特に「水槽の中」は、なんか乾いた空気感が良いかもしれない。2016/10/30
Takako Sasano
1
155、156号まとめての感想。この2号で色々な連載が始まった。『平城京』は、こんなに古い時代小説を読んだことがないので楽しみ。あとはイヤミスの『ツキマトウ』嫌ぶりをいかんなく発揮して欲しい。『アノニム』は、あら?という感じで終わっちゃったな。もっとドラマチックな結末を予想していたのに。原田マハさんらしいような気もするが。活字が読みやすくなって嬉しいわ。2016/12/13
hakka4me
1
特集は「創作の現場から」、映画化作品、刊行記念の対談やインタビューが載っている。『心霊探偵八雲/神永学』の短編集中連載開始。 畑野智美、真梨幸子、山内マリコが新連載、真梨幸子の『ツキマトウ』はストーカーを題材にした作品で続きが気になる。 気になった連載は『地獄の犬たち17/深町秋生』。ヤクザもひどいが警察はそれ以上に下衆ですね。『地獄の~』を含めヤクザ・マフィアものが三つ連載されているが、どれも味が違って良い。一部の作品は読み飛ばし。2016/10/19