角川ホラー文庫<br> 貞子VS伽椰子

電子版価格
¥572
  • 電子版あり

角川ホラー文庫
貞子VS伽椰子

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 188p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041042151
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本ホラー史上最恐、待望のヒロイン対決。ホラーの名手が描く小説版!ホラー史上最恐のヒロイン対決、ついに実現。

ホラー映画の主演を依頼された劇団員の恵子。しかし、監督が不審死、恵子は居合わせたフリーライター・小堺と共に、現場にあった「呪いのビデオ」を観てしまう。二人は貞子に呪い殺される前に、入れば伽椰子に捕まり二度と戻れなくなるという「呑む家」への侵入を決意。呪いの相殺を狙い、その顛末をドキュメンタリーとして映像に記録することに。撮影当日、クルーが次々と姿を消していく中、ついに貞子と伽椰子が姿を現わし……。

ホラーの歴史を変える最恐対決が幕を開ける!
小説版オリジナルストーリー!


黒 史郎[クロ シロウ]
1974生まれ。2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞しデビュー。主な小説作品に「幽霊詐欺師ミチヲ」シリーズ、「怪談撲滅委員会」シリーズ、『未完少女ラヴクラフト』『ラブ@メール』『いちろ少年奇譚』『童提灯』等がある。

白石 晃士[シライシ コウジ]

内容説明

ホラー映画の主演を依頼された劇団員の恵子。しかし、監督が不審死、恵子は居合わせたフリーライター・小堺と共に、現場にあった「呪いのビデオ」を観てしまう。2人は貞子に呪い殺される前に、入れば伽椰子に捕まり二度と戻れなくなるという「呑む家」への侵入を決意。呪いの相殺を狙い、その顛末を映像に記録することに。撮影班が次々と姿を消していく中、ついに貞子と伽椰子が姿を現わし…。ホラーの歴史を変える最恐対決!

著者等紹介

黒史郎[クロシロウ]
1974年生まれ。2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞し、注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かみぶくろ

99
ホラー映画観ると夜電気が消せなくなったりシャンプーで目を瞑れなくなったりするんだけど(かわい子ぶってるわけではありません)、興味がありすぎて小説で読了。思ったよりきっちりしたホラー小説で、貞子パート、伽倻子パートそれぞれジワジワと恐怖に侵食されていく展開はなかなか良かった。後半のvs.部分は怒涛のバトル。二人ともマジ強い。半日掛けて戦い続ける驚異の闘争心とスタミナ。チャラヘッチャラすぎて想像力が追い付かない。ラストのオチは完全にネタ化して拡散されるのを狙ってるよね‥。好奇心に応えてもらった満足感は残った。2016/07/24

sin

68
貞子VS伽椰子!この何処から見ても鳴り物入りでエンターテイメントな組み合わせは映像作品として企画されたものだが、この小説はその枠組みの中で如何に自然にその設定に持ち込むかに配慮が行き届いて映像作品とはまた違った世界を造り出している。映像が派手なビジュアルを用意しても産み出し得なかった悪霊同士の攻防が…アクションが目の前で見事に展開される。2016/07/03

Bugsy Malone

66
どんなもんかなぁと思いながら読んでみましたが、これがことの他面白かった。貞子と伽椰子の対決に至るまでの経過にも全く無理がなく、よく練られていると感じました。中盤からはもうスリルと共に怒涛のように進み、一気にラストへと。映画はまだ観てないのでそちらも観ようと思います。満喫しました。2016/12/03

HANA

60
日本の二大ホラーヒロインが共演という事で、漂う地雷臭とB級臭に惹かれて手に取ってしまいました。特徴としてはヒロイン以外登場人物が全員壊れている事がこの手のホラーとして高ポイント。佐伯邸で呪いのビデオを見るという混ぜちゃいけない薬品を混ぜたような現場に全員嬉々として突っ込んで行っちゃうし。二人の対決が呪いじゃなくキャットファイトになってるのも、まさにB級でいい味を出していると思う。映画未視聴なので映画版との違いはよくわからないのだけど、内容から想像するにデビルマンのTV版と漫画版の違いような物なのだろうか?2018/11/30

J7(読メ低浮上中)

32
本書は映画とは違うストーリーになってノベライズされている。原作映画は面白かったのだけど、この小説は結論から言うと、とにかく雑。貞子にしても伽耶子にしても両方の呪いの描写をじっくり描かないせいか、存在感が中途半端になっている気がする。オリジナルキャラとして出した小堺が、知り合いのテレビクルーを召集して、呪いを相殺するために伽耶子の家に突入していく中盤からは、もはや何がなんだか。これなら映画の内容を忠実に書いた方がいいのに、なぜそうじゃなかったんだろう。これを本当にあの黒史郎さんが書いたんだろうか?2020/01/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10925827
  • ご注意事項

最近チェックした商品