007 逆襲のトリガー

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041042120
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

イアン・フレミング財団公認! ジェームズ・ボンドが帰ってきた!【イアン・フレミング財団公式認定】

ジェームズ・ボンドが帰ってきた!

米ソ宇宙開発競争の裏にうごめく陰謀を阻止せよ。
イアン・フレミングの遺稿をもとに、UKが誇るヒットメーカーが描く、
一気読みのスパイ・エンタテインメント!

英国秘密情報部(MI6)00部門の諜報員にして、「殺しのライセンス」を持つ男、ジェームズ・ボンド――通称“007”。

ゴールドフィンガー事件から程なく、プッシー・ガロアとの同棲生活に倦怠を感じ始めたボンドに、Mより指令が下る――「カーレースに出場し、英国人レーサーの命をソ連の陰謀から守れ」。ボンドは最も危険なサーキット場とされるドイツ・ニュルブルクリンクへ向かった。そこでボンドは、韓国人実業家のシン・ジェソンが、ソ連の秘密組織スメルシュの幹部と接触する場面を目撃。シンが主催するパーティで執務室に侵入したボンドは、発見した写真から、ソ連が米国のロケット開発に対し妨害行為を企んでいると察知する。同じくシンを探る米国のジャーナリストを名乗る美女、ジェパディ・レーンと共に調査に乗り出すが、いくつもの危機が二人に襲いかかり、やがてシンとスメルシュの恐るべき計画が明らかになる!

アンソニー・ホロヴィッツ[アンソニーホロヴィッツ]
1955年生まれ。イギリスの作家、脚本家。世界で1900万部の人気を誇る「アレックス・ライダー」シリーズや、コナン・ドイル財団公認のシャーロック・ホームズ・パスティーシュ『絹の家』『モリアーティ』を執筆するなど、多数の著書がある一方、「刑事フォイル」など脚本家として数多くのテレビ・ドラマ作品を手がける。

駒月 雅子[コマツキ マサコ]
1962年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。翻訳家。訳書にドイル『シャーロック・ホームズの回想』『緋色の研究』、ホロヴィッツ『シャーロック・ホームズ 絹の家』(全て角川文庫)の他、ミッチ・カリン『ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件』、ホロヴィッツ『モリアーティ』(共にKADOKAWA)、ドラモンド『あなたに不利な証拠として』(ハヤカワ・ミステリ文庫)など多数。

内容説明

英国秘密情報部00部門の諜報員にして、「殺しのライセンス」を持つ男、ジェームズ・ボンド―通称“007”。ゴールドフィンガー事件から程なく、プッシー・ガロアとの同棲生活に倦怠を感じ始めたボンドに、Mより指令が下る―「カーレースに出場し、英国人レーサーの命をソ連の陰謀から守れ」。ボンドは危険なサーキット場とされるドイツ・ニュルブルクリンクへ向かった。そこでボンドは、韓国人実業家のシン・ジェソンが、ソ連の秘密組織スメルシュの高官と接触する場面を目撃。シンが主催するパーティーで書斎に侵入したボンドは、発見した写真から、ソ連が米国のロケット開発に対し妨害行為を企んでいると察知する。同じくシンを探る米国のジャーナリストを名乗る美女、ジェパディ・レーンと共に調査に乗り出すが、いくつもの危機が二人に襲いかかり、やがて恐るべき計画が明らかになる!イアン・フレミングの遺稿をもとに、UKが誇るヒットメーカーが描く、一気読みスパイ・エンタテインメント!イアン・フレミング財団公式認定。

著者等紹介

ホロヴィッツ,アンソニー[ホロヴィッツ,アンソニー] [Horowitz,Anthony]
イギリスを代表する多作の売れっ子小説家。代表作であるヤングアダルト向けのアレックス・ライダー・シリーズは世界中で1900万部以上売れている。テレビドラマの脚本家としても定評があり、英国アカデミー賞に輝いた『刑事フォイル』をはじめ、人気作品を数多く手がけた。最近では伝統あるオールド・ヴィック劇場の理事に就任し、様々な全国紙や雑誌に定期的に寄稿するなど、幅広く活躍中。2014年1月、文学活動における功績を認められ、大英帝国勲章のオフィサー(OBE)に叙させらた

駒月雅子[コマツキマサコ]
1962年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

97
007の映画は全作品観ています。イアン・フレミングの原作は何冊か読んでいます。そして本書ですが、著者が007ファンということもあり、過去作品のオマージュ的要素が強く、新作と言うよりも、『007ゴールドフィンガー2』といった感じです。今更ながら気付いたのですが、『007ゴールドフィンガー』のボンド・ガールのネーミングが凄かった!何と『プ●シー・ガロア』です。日本名だと『ま●子』だと思うのですが・・・2017/06/02

オーウェン

60
こちらのジェームズ・ボンドはオリジナルに沿った中身。時代はゴールド・フィンガーの後であり、そこから繋がる人物に加えて、いつものようにMの依頼から、カーレースの世界に飛び込むボンド。そしてソビエト政府の陰謀に繋がる実業家の存在を嗅ぎつける。色々とサービス的な部分を見せつつ、現代にも通じるボンドのアップデートがなされている。 生き埋めされた中での決死の生還シーンも手に汗握るし、銃撃戦やカーアクションに最後の戦いまで。 後書きには第2弾のオファーがホロヴィッツにあったというが、そちらは邦訳されるのだろうか?2020/12/07

マムみかん(*ほぼ一言感想*)

37
物語の背景は東西冷戦時代、『ゴールドフィンガー』事件の直後(1957年)。 背後で暗躍するのはソ連の秘密組織スメルシュ。 私の好きなクラシカル「007」で、とても楽しめました! ボンドの武器は拳銃とナイフ位で、経験と知恵、身体能力のみで戦うのが魅力ですね。 F1レースや生き埋めシーンなんか迫力満点でドッキドキ…(笑)。 初期のボンド映画は良かったな~と懐かしく思いました☆2017/06/12

就寝30分前

28
007によくあるストーリー。真新しさはないが映画の雰囲気は出ている。しかしボンドもこれだけ隙だらけでよく生き残ってきたものだ。イーサンハントとどっちが先にやられるか勝負だな。2017/10/08

Small World

28
いつも最後は美女とムフフな感じで終わっていくボンドですが、この作品の冒頭では、その続きで冷めていく二人が描かれていたりして、なかなか面白かったです。フレミングの原作は、多分、高校時代に「ムーンレイカー」を読んだぐらいなんで、007シリーズの雰囲気はわからないのですが、本作のエンディング付近での別れ方は、男の美学的で、けっこう渋かったですよね。敵の作戦も、時代的ですが、不思議と古い感じはしなかったです。ボンドのイメージも、コネリーではなく、クレイグで変換されてしまう私ですが、 次作も楽しみにしておきます。2017/06/05

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