出版社内容情報
大真面目なのにおもしろい! 絵画が明かす、男の美への執念!
ハイヒール、豪華な毛皮、脚線美、これらすべて男の特権。そして、昔だろうが男だろうが、おしゃれは我慢だった! 「怖い絵」シリーズの中野京子が、絵画に描かれた男性の当時の最先端ファッションを斬る!
【著者紹介】
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内容説明
「短パンで脚線美を誇示してハイヒールを履く心情」「結婚記念の肖像画でコスプレをしている理由」「男性らしさを強調する下着の秘密」―絵画30点に描かれた当時の男性ファッションの流行と、男の美への執念を、大ヒット「怖い絵」シリーズの中野京子が鮮やかに斬る。男たちが暑さにも痒みにも耐え頑張る様子には、古今東西まさに“オシャレは我慢”だと実感!美術ファンもファッションマニアも楽しめます。
目次
軍服、命―ジャック・ルイ・ダヴィッド『アルプス越えのナポレオン』
エリマキトカゲ…ではない―フランス・ハルス『聖ゲオルギルス市民隊幹部の宴会』
ダンディ、かくあるべし―ジョバンニ・ボルディーニ『ロベール・ド・モンテスキュー伯爵の肖像』
お下がりでも貴重品―伝ピエトロ・アントニオ・ロレンツォーニ『大礼服姿の少年モーツァルト』
聖書時代のパンク―レオナルド・ダ・ヴィンチ『洗礼者ヨハネ』
派手なスイス傭兵―伝ヨハネス・ルドルフ・マヌエル『傭兵』
お洒落な丹前―ヨハネス・フェルメール『地理学者』
若者しか似合わない―ヘンリー・ウォリス『チャタートンの死』
悪趣味のきわみ―ティツィアーノ・ヴェチェリオ『皇帝カール五世と猟犬』
道化は目立つべし―ヒエロニムス・ボス『愚者の船』〔ほか〕
著者等紹介
中野京子[ナカノキョウコ]
作家・ドイツ文学者。北海道生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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