角川文庫<br> 飛んで火に入る料理番―新・包丁人侍事件帖〈3〉

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角川文庫
飛んで火に入る料理番―新・包丁人侍事件帖〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041042007
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

江戸を襲う、連続放火事件――。惣介がその犯人を追う!火事が続く江戸。江戸城台所人の鮎川惣介の元へ、以前世話になった町火消の勘太郎がやってきた。火事場の乱闘に紛れて幼馴染を殺した犯人を捜してほしいというのだ。惣介が辿り着いた事件の真相とは――。

小早川 涼[コバヤカワ リョウ]
三重県伊勢市生まれ。愛知教育大学教育学部教職科心理学教室卒業。高校時代より古典と日本史が好きで、特に江戸に興味を持つ。日本推理作家協会会員。三重県文化賞文化新人賞受賞。主な著作に「包丁人侍事件帖」シリーズほか、「大江戸いきもの草紙」シリーズや『芝の天吉捕物帳』『冷飯喰い 小熊十兵衛 開運指南』がある。

内容説明

将軍家斉お気に入りの台所人、鮎川惣介。人並み外れた嗅覚で数々の難事件を解決してきた。文政7年、麻疹の流行が去ったのも束の間、江戸で立て続けに6度もの火事が起こった。直後、惣介は町火消の勘太郎から「火事場で幼馴染みが死んだ真相を調べてほしい」と頼まれる。聞き込みで一連の火事が付け火だと気付き、犯人を捜す惣介。南八丁堀で出会った蛤鍋の亭主から聞いた思わぬ一言で、事件解決へと向かったはずが―。

著者等紹介

小早川涼[コバヤカワリョウ]
三重県伊勢市生まれ。愛知教育大学教育学部教職科心理学教室卒業。高校時代より古典と日本史が好きで、特に江戸に興味を持つ。日本推理作家協会会員。三重県文化賞文化新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

またおやぢ

10
江戸の風物と出来事を巧みに織り交ぜ、丹念な時代考証に基づいたストーリー。主人公を取り巻く人々のキャラクター設定もしっかりしており、全ての登場人物が愛おしい…と思っていたが、今回の事件はそうは問屋が卸さなかったね。自らの保身の為に嘘と罪を塗り重ねる奴には、それに見合った結末が待ってるのは時代小説の鉄則ではあるが、彼がそういう風に片を付けるとはね…子供達の成長に手を焼きつつも、気儘に世渡りを続ける惣介の柔軟な発想と対応が心地良い庖丁人侍事件帖新シリーズ第3巻。2016/10/16

ふみえ

10
仕事に家族に友人関係にアレコレ忙しいが、優しいおデブ侍の惣介さんに癒された。ふみさんご立派。男女ともに甘い言葉に浮かれてしまうことはあるわよ。2016/07/19

高橋 (犬塚)裕道

7
星4。益々筆は冴えている様だ。大変面白かった。然しこの惣助の尋常ならざる鼻!と言う設定が面白い。これを思いついた作者は偉いなあ~。これでちょっと推理を誤魔化されているような気もしないでもないがまあ面白いから良いのである。今回は一部息子の成長譚でもある。2017/04/04

ううち

6
新シリーズ第3弾。まずはお腹と相談する惣介さんに癒される。大好きなシリーズ。 小一郎の難しいお年頃特有の意地っ張りは弟を思い出しました。又三郎とはいずれ惣介と隼人のようになって欲しいなと親目線になってしまった。2017/06/29

ak

3
相変わらずの緻密な時代考証と愛すべきキャラたち(老若男女、善悪含めて!)を安心して楽しめたo(^o^)o…なので、家斉さん元気でヨカッタっていうくらいしかコメントしようがないなぁ…良い意味で!2016/07/22

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