角川文庫<br> 自分に気づく仏教の学校

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角川文庫
自分に気づく仏教の学校

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041041093
  • NDC分類 188.74
  • Cコード C0195

出版社内容情報

心に余裕を持って生きるには、素の自分に戻り、“ありのまま”に気づくこと安らかな気持ちで過ごすことが、なぜこんなに難しくなったのでしょうか。なぜいつも不安な気持ちになってしまうのでしょうか。それは、周囲からの「承認」を求めすぎるから。自分の弱さを素直に受け入れられないために、孤独感や渇愛が増してくるのです。いちばん大切なのは「ありのままを受容すること」。社会の中で心に余裕を持って生きるには、どうすればいいのか。仏教の経典や他の諸分野の書物をもとに、現代を生きる私たちが陥りがちな様々な心の問題を克服していく術をわかりやすく伝えていきます。

文庫版まえがき
第1章 承認について(「そんなに、立派すぎなくていい」「自己の承認とは」ほか)
第2章 孤独について(「無視されたことによる居心地の悪さ」「勘違いによる居心地の悪さ」ほか)
第3章 渇愛について(「自分の基準に合わないものに対する怒り」「やっぱり自分のほうが好き」ほか)
第4章 ありのまま(「諦めるということとは」「諦めずに克服することを強要する現代社会」ほか)

小池 龍之介[コイケ リュウノスケ]
(こいけ・りゅうのすけ) 月読寺(鎌倉市)、正現寺(山口市)住職。1978年生まれ。東京大学卒業。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げ、現在は自身の修行のかたわら、住職を務めるお寺で一般向けに坐禅指導などを行う。朝日カルチャーセンター(新宿)で講義・レッスンなども不定期で行っている。著書は『考えない練習』、『苦しまない練習』、『平常心のレッスン』、『しない生活』、『さみしさサヨナラ会議』ほか多数。

内容説明

社会の中で生きていくことが、なぜ人をこんなに不安にさせるのでしょうか。それは、他人の目を気にしすぎ、周囲からの「承認」を求めすぎるから。本当の自分に気づいていないために、孤独感や渇愛が増してくるのです。いちばん大切なのは「ありのままを受容すること」。心に余裕を持って生きるには、どうすればいいのか。仏教の経典などをもとに、現代を生きる私たちが陥りがちな様々な心の問題を克服していく術を伝えます。

目次

第1章 承認について
第2章 孤独について
第3章 渇愛について
第4章 ありのまま

著者等紹介

小池龍之介[コイケリュウノスケ]
1978年、山口県生まれ。東京大学教養学部卒業。月読寺(神奈川県鎌倉市)住職、正現寺(山口県山口市)住職。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げ、現在は、自身の修行のかたわら、月読寺と正現寺を往復しながら、一般向けに坐禅指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りえこ

17
ありのままを受け入れる。簡単な様で、様々な思い込みが邪魔して難しいです。少しずつ実践。2016/08/12

文章で飯を食う

11
新書で読んだ「ありのまま"の自分に気づく」の文庫版でした。アマゾンで買うと、こんなこともあるのね。まぁ、おんなじ本を何度も買うのには慣れております。中身は、面白く読めました。相変わらず、「自分に気づいていない」と言う事。 「もう、ガマンできない」と思うのは、「今までガマンできていた」ということ。人には、耐えられない苦しみは無い。本当に耐えられない時には、すでに死んでいるはずだから。マルクス―アウレリウスの言葉は良いですね。強がるわけでは無く、大げさに騒ぎ過ぎる心に、事実のみを示す。良いな。2018/02/10

文章で飯を食う

9
ほぼ、小池龍之介氏の本と、将棋の本だけを読んでいる。瞑想の習慣は続かないのだが。読んでいるだけでも、少しはまともになれるかしら。2018/06/07

shimashimaon

1
#kindleunlimited 2回読了。無常、苦、無我の哲学を自分のものにすることは死んでも叶わないだろうが、向かうべき道筋はもはや明確だ。この私は私の自由にならない故に私のものではなく、いまここにあるのはその辺の石ころがそこにあるのと大差ないと思える。岡野守也氏、マルクス・アウレリウス、アーチャン・チャーなどの著作へと繋がった。2019/06/15

jin

1
読了。世の中で起こることをただひたすら執着することなく、ありままに捉えること。2016/09/04

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