角川文庫 英国一家、日本を食べる〈上〉

ブース，マイケル【著】〈Ｂｏｏｔｈ，Ｍｉｃｈａｅｌ〉/寺西 のぶ子【訳】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 240p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041038888
• NDC分類 383.8
• Cコード C0198

出版社内容情報

おいしさ満載、抱腹絶倒の日本食エッセイ!!4歳と６歳の子どもを連れ、初めて日本を訪れた英国一家。新宿の思いで横町で焼き鳥を口にして以来、食のワンダーランドに病みつきになった一家は、美しくて健康的な和食を追及すべく各地に繰り出してゆく！　築地市場に魅了され、だしやわさびで異常に洗練された日本人の食感に驚き、相撲部屋を訪れ、かっぱ橋、鯨肉、ラーメン横丁、味の素本社へ。一家の冒険は止まらない！　おいしさ満載、抱腹絶倒の日本食エッセイ!!

マイケル・ブース［マイケルブース］
著・文・その他

寺西のぶ子［テラニシ　ノブコ］
翻訳

内容説明

４歳と６歳の子どもを連れ、初めて日本を訪れた英国一家。新宿の思い出横丁で焼き鳥を口にして以来、食のワンダーランドに病みつきになった一家は、美しくて健康的な和食を追い求め各地に繰り出してゆく！築地市場に魅了され、だしやわさびで異常に洗練された日本人の食感に驚き、相撲部屋を訪れ、かっぱ橋、鯨肉、ラーメン横丁、味の素社へ。一家の冒険は止まらない！おいしさ満載、抱腹絶倒の日本食エッセイ！！

目次

トシがくれた一冊の本―パリ
ブレインツリー上空で燃え尽きる彗星
誓い
新宿・思い出横丁―東京１
相撲サイズになる料理―東京２
世界的な有名番組―東京３
特上級の天ぷら―東京４
ふたつの調理師学校の話１
魚屋の魚屋―東京　築地
ＭＳＧ―東京　味の素社訪問〔ほか〕

著者等紹介

ブース，マイケル［ブース，マイケル］ ［Ｂｏｏｔｈ，Ｍｉｃｈａｅｌ］
英国サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト、フードジャーナリスト。２０１０年「ギルド・オブ・フードライター賞」受賞。著書に『限りなく完璧に近い人々　なぜ北欧の暮らしは世界一幸せなのか？』（２０１６年ギルド・オブ・トラベルライター賞）など

寺西のぶ子［テラニシノブコ］
成蹊大学経済学部卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[のぶ]

まだ上巻を読む限りだが、英国の一家が日本の食に関心を持ち来日。日本各地を体験したことを綴ったエッセイ集。最初の方を読んでいて、外国人から見た“不思議の国ニッポン”のような描写が鼻について、こんなものは珍しくないし、テレビでも似たようなものはやっていると感じながら読んでいた。読み進むうちに、この一家日本に対しての関心が半端じゃないと思い始めた。滞在期間は長いし、ディープな世界に関心を持っている。上巻で廻ったのは、東京、札幌、京都。下巻でどんな滞在記が読めるのか？感想は下巻で。

2018/04/06

[優希]

面白かったです。子連れで来日した英国一家の食道楽は、新宿で焼き鳥を食べて日本食に病みつきになったようですね。一家の食に対する好奇心が強くなっていくのが分かります。下巻も読みます。

2023/05/14

[瀧ながれ]

英国一家（著者・妻・６歳と４歳の息子）が、本場の日本食を味わうために来日した記録、文庫化。外の人が見た正直な日本なので、少々耳に痛いことも書かれているが、焼き鳥や相撲部屋のちゃんこ鍋や北海道のカニや京都・菊乃井の懐石料理などは、著者を存分に楽しませたようだ。…菊乃井とか、「SMAP×SMAP」の収録見学とか、日本人でも体験できないデスケドネ。おかし大好きな息子たちが、日本の食やトイレにはまっていくのも、素直な反応が嬉し楽しかった。まだ小さいので別行動が多かったけど、続編はどうかな。その前に下巻を読まねば。

2018/02/27

[ゐづる]

外人さんに、日本料理が分かるのか！とか言われますが、やはりこのマイケルさんもそこは苦労してました。ただ、昔の鶴瓶の宣伝じゃないけど、美味いもんは美味いようで、チビ2人は日本料理を気に入ったようですね。マイケル氏の日本料理論も好意的で、日本人にも受け入れやすい本です。

2018/05/20

[べべっち]

食べたことのないものがたくさんあった(￣▽￣;)私も食べに行きたいよ～下巻へ続く...

2019/01/17