角川文庫<br> 美男の血

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角川文庫
美男の血

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041038826
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

美男の血したたる歌舞伎ロマン!

日舞の風間流宗家に年子の兄弟が生まれた。兄・蛍一郎は跡継ぎを約束され、弟・京二郎は女形の大名跡の養子となり、歌舞伎役者の道へ。二人の兄貴分で、梨園の御曹司にして天才肌の風雲児・凱史、さらに女形としての大成を背負わされた部屋子の瑛――美貌と才能に恵まれ、芸道を究めんとする四人の男が、愛と葛藤の果てに掴んだものとは? 何代にもわたる血の宿命と、役者の凄絶な修羅を描く、極上の“歌舞伎”大河ロマン。

内容説明

日舞の風間流宗家に年子の兄弟が生まれた。兄・蛍一郎は跡継ぎが約束され、弟・京二郎は女形の大名跡の養子となり、歌舞伎役者の道へ。二人の兄貴分で、梨園の御曹司にして天才肌の風雲児・凱史、さらに女形としての大成を背負わされた部屋子の瑛―美貌と才能に恵まれ、芸道を究めんとする四人の男が、愛と葛藤の果てに掴んだものとは?何代にもわたる血の宿命と、役者の凄絶な修羅を描く、極上の“歌舞伎”大河ロマン。

著者等紹介

東芙美子[アズマフミコ]
1965年、東京都生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。アパレル企業、テレビ番組制作プロダクション勤務を経てフリーの放送作家に。主にドキュメンタリー番組、情報系番組を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haru

34
【辛口レビュー注意】まるで昼ドラか女性週刊誌のような印象。どろどろのベタベタのヨロヨロ?(笑)野次馬根性を満足させてくれるような内容でそれなりに面白く読めましたが、歌舞伎を楽しめると思って手に取ったので、落胆も大きかった。終止、中身がなくて下らないな~と思いながらの読了でした。私オリジナルジャンルの「新幹線小説」(それなりに楽しめたけど、旅先に置いて帰れる本。「フライト小説」よりちょっと下版。)に入るこの本のお値段¥920は、通勤の暇時間を潰せたので安いのか、手元に置く気の起きない本に対して高いのか…。2016/03/12

米太郎

21
・数年ぶりに再読。1人の天才に狂わされたドロドロな歌舞伎の世界の話。魑魅魍魎ばかり。願わくば子世代の話もみてみたい2024/06/10

むつこ

17
「梨園の娘」の前の時代のお話は「花に舞う鬼」という題名を変えて「美男の血」にした文庫版。BL小説ってほとんど読まないせいか正直ウンザリ。いつまでたっても誰が主人公かわからなかったが題名をかえたことで読了後がまるっきり変化する展開に呻ってしまった面白さに小説ってやっぱりいい。2017/10/25

Norico

14
濃厚でドロドロで、イメージ通りの歌舞伎の世界って感じ。天才が周りに与える影響は大きいんだろうなぁ。全員が蛍一郎に愛されたがってる。梨園の娘というお話もあるみたいなので、そちらも読んでみよう。2021/11/25

けい

13
面白かった〜。梨園の娘は読んでたんだけど、コレがその前段の花に舞う鬼の改題だと知らずに購入。花に舞う鬼は積読中。大幅加筆修正してるみたいだから、そっちも読まなきゃ。2016/03/17

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