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怪談狩り―四季異聞録

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041036419
  • NDC分類 147
  • Cコード C0093

出版社内容情報

怪談ハンター中山市朗が放つ、四季の怪談。

『新耳袋』の中山市朗が全国各地から狩り集めた
選りすぐりの怪談集、待望の第3弾!

怪談は、夏だけではない――。
怪談蒐集家・中山市朗が語る、心揺さぶる 66話。

冬空の下、にぎやかな通りに、半袖半ズボンでつっ立っている少年。その姿に目を奪われた女性が直後に遭遇した恐ろしいできごと。(冬/「夏姿」)
毎年、3月3日の朝に天井からバサリと落ちてくる異様なモノとは?(春/「落ちてくるもの」)
真夏のキャンプ場で、真紅のコートを着て、身じろぎもせずにこちらを見つめている女性。不審に思った若者たちは、その正体を確かめに行くが……。(夏/「赤いコート」)
夜の9時になると、部屋の中で聞こえる謎めいた囁き声。やがて恐ろしいモノを見てしまい――(秋/「 十五日に行きます」)
他、粒ぞろいの作品を収録。現実の歪みから漏れ出る恐怖と違和感に震撼せずにはいられない――。

内容説明

怪談は、夏だけではない―日本ならではの四季折々の風景や行事を織り交ぜて語る、怪談実話。心揺さぶる66話。

目次

冬(馬;黄色いクツ ほか)
春(警備員を辞めた理由;落ちてくる ほか)
夏(常連客;雨の日のスナック ほか)
秋(九月五日;影 ほか)
冬(気になるあの子;今あった話 ほか)

著者等紹介

中山市朗[ナカヤマイチロウ]
兵庫県生まれ。怪異蒐集家、オカルト研究家、放送作家。作家育成塾「作劇塾」の塾長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モモ

38
少しずつ読み進めた。読んでいるときは、それなりに怖い話だったが、なぜかキレイさっぱり忘れている。ちょっと不思議。2023/06/23

澤水月

28
百話建てやめ季節構成、冬でも怖いいい感じ。図らずも2015年読み初め。表紙も秀逸。シンプルだけど、いま自分弱ってるせいか怖い、怖いが沁みた。あと…初めに本の章だけ確認。ある季節から始まり、春で少し希望を持たせる感じで終わるのか(チラッと見えた題も希望的だった)、なるほど…と読み出した。もうそろそろ読み終わりそうなのに春が来ない…春が…春が?! 読み終えても春の章で終わりでなかった…自分の見間違いなのだろうけれどありありと見た幻の「終章・春」…個人的に勝手にいま怖くて震えてる。曽野綾子の某短編のような体験2016/01/04

イノ

23
怪談実話集を四季別に収録されている。短な作品も多くその淡々とした様が、実話の凄みを感じさせる。突然の出現や訳のわからない終わりが多く、読み終えて返って薄ら寒く感じる。2017/02/26

ブルームーン

23
四季でテーマ分けされた短編怪談。短すぎて意味不明なものもあるし、背筋がゾワゾワするものもあり、なかなか楽しめた。2016/11/01

ラルル

22
うーん、悪くないけど良くもない…かな。新耳から枝別れしたそれぞれのシリーズ、やはりこちらより九十九怪談の方が私は面白いと感じます2017/03/19

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