出版社内容情報
怪談ハンター中山市朗が放つ、四季の怪談。
『新耳袋』の中山市朗が全国各地から狩り集めた
選りすぐりの怪談集、待望の第3弾!
怪談は、夏だけではない――。
怪談蒐集家・中山市朗が語る、心揺さぶる 66話。
冬空の下、にぎやかな通りに、半袖半ズボンでつっ立っている少年。その姿に目を奪われた女性が直後に遭遇した恐ろしいできごと。(冬/「夏姿」)
毎年、3月3日の朝に天井からバサリと落ちてくる異様なモノとは?(春/「落ちてくるもの」)
真夏のキャンプ場で、真紅のコートを着て、身じろぎもせずにこちらを見つめている女性。不審に思った若者たちは、その正体を確かめに行くが……。(夏/「赤いコート」)
夜の9時になると、部屋の中で聞こえる謎めいた囁き声。やがて恐ろしいモノを見てしまい――(秋/「 十五日に行きます」)
他、粒ぞろいの作品を収録。現実の歪みから漏れ出る恐怖と違和感に震撼せずにはいられない――。
内容説明
怪談は、夏だけではない―日本ならではの四季折々の風景や行事を織り交ぜて語る、怪談実話。心揺さぶる66話。
目次
冬(馬;黄色いクツ ほか)
春(警備員を辞めた理由;落ちてくる ほか)
夏(常連客;雨の日のスナック ほか)
秋(九月五日;影 ほか)
冬(気になるあの子;今あった話 ほか)
著者等紹介
中山市朗[ナカヤマイチロウ]
兵庫県生まれ。怪異蒐集家、オカルト研究家、放送作家。作家育成塾「作劇塾」の塾長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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