角川文庫<br> 小説 の・ようなもの のようなもの

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角川文庫
小説 の・ようなもの のようなもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041036174
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人間ってやっぱり面白い!!森田芳光監督デビュー作の続編オリジナル小説

東京の下町・谷中を舞台に、真面目すぎてサエない落語家”のようなもの”である志ん田が、落語を捨て気楽に生きる兄弟子の志ん魚と出会い、自分らしい生き方を模索しながら答えを導き出していく。何者にもなりきれないものたちの、笑いと涙にあふれた物語。
故・森田芳光の伝説の監督デビュー作『の・ようなもの』(1981年公開)から35年の歳月を経て生まれた続編『の・ようなもの のようなもの』の、オリジナル小説が誕生!
主演・松山ケンイチ、ヒロイン・北川景子インタビュー、森田芳光フィルモグラフィなどを巻末に特別収録。

内容説明

東京の下町・谷中を舞台に、真面目すぎてサエない落語家“のようなもの”である志ん田が、落語を捨て気楽に生きる兄弟子の志ん魚と出会い、自分らしい生き方を模索しながらも答えを導き出していく。何者にもなりきれないものたちの、笑いと涙にあふれた物語。故・森田芳光監督の伝説のデビュー作『の・ようなもの』から35年を経て生まれた続編的映画、『の・ようなもののようなもの』のオリジナル小説。

著者等紹介

森田芳光[モリタヨシミツ]
1950年生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部卒業後、81年に『の・ようなもの』で長編映画監督デビュー。83年『家族ゲーム』、97年『失楽園』、2006年『間宮兄弟』、12年『僕達急行 A列車で行こう』など、11年12月に61歳で急逝するまでに27作品を残した

堀口正樹[ホリグチマサキ]
1965年生まれ。大阪府出身。脚本家、映画監督。大学卒業後に上京し、映画の世界を目指す。森田芳光や阪本順治ら名だたる監督のもとで助監督として活躍。自ら脚本を執筆した初監督作品『ショートホープ』(2014年)がある

會田望[アイダノゾム]
1972年生まれ、広島県出身。2002年の『模倣犯』、03年『阿修羅のごとく』で森田芳光監督作品に助監督として参加。これまで映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(04年、助監督)、『ハゲタカ』(09年、助監督)、テレビドラマ「東京ゴーストトリップ」(08年、監督)など、映像制作に携わる。『小説 の・ようなもの のようなもの』が初の小説執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

辺野錠

2
デビュー作の続編、過去作に出演したキャストがそれを思わせる役で出演と作品そのものが亡くなった監督へのオマージュになっていると言うのが変わった趣向と思った。キャラクターがどの作品が出典になっているかの解説が巻末にあるのがありがたい。2019/06/15

おもち

0
脚本ありきだから小説としては微妙かも。。。でも映画を見たら印象がかわるかな?「のようなもののようなもの」というだけあって、ふんわりとした雰囲気。人々の迷いと面子と建前が渦巻く。現実を見ると言っても捨てきれない夢。その夢と背中合わせである不安。夏の暑さが伝わってくる文章に情景が浮かぶようで映画を早く見たいなぁ。2016/01/01

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