角川文庫<br> 旧談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 338p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041035511
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

江戸の随筆集『耳袋』から選り抜いた怪談・奇談を、京極夏彦がリメイク!

雨が降りしきる夜道でうずくまる女に遭遇した、実直な武士のUさん。20年便所から出てこなかった商家のIさん。酒好きのMさんと一人娘を心配して狐に相談した女房の幽霊。猫になったYさんの母親。さらには、「稲生物怪禄」や、「播州皿屋敷」にまつわる裏話など、江戸時代の旗本・根岸鎮衛が聞き集めた随筆集『耳袋』から怪しい話や奇妙な話を選び、京極夏彦が現代の怪談実話スタイルに書き改める。新しく書かれた“旧い”怪談集。
『旧怪談 耳袋より』を改題して文庫化。

内容説明

雨が降りしきる夜道でうずくまる女に遭遇した、実直な武士のUさん。20年便所から出てこなかった商家のIさん。酒好きのMさんと一人娘を心配して狐に相談した女房の幽霊。猫になったYさんの母親。さらには、「稲生物怪録」や「播州皿屋敷」にまつわる裏話など、江戸時代の旗本・根岸鎭衞が聞き集めた随筆集『耳嚢』から怪しい話や奇妙な話を選び、京極夏彦が現代の怪談実話スタイルに書き改める。新しく書かれた“旧い”怪談集。

著者等紹介

京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
小説家、意匠家。1963年北海道生まれ。94年、かねてよりアイデアを温めていた妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

111
京極夏彦は新作中心に読んでいる作家です。本作の単行本は未読でしたが、図書館の新刊コーナーで見つけたので読みました。魑魅魍魎の跋扈する江戸時代の怪異随筆集「耳嚢」を京極夏彦が現代風にアレンジして蘇らせました。そんなに怖くはなく、少しゾクっとする感じです。表紙のとおり猫も複数登場します。化け猫という概念は何時頃確立されたのでしょうか?巻末の著者と宮部みゆきの対談もGOODです!両者によると「日本は怪談の国」のようです。22世紀になっても地鎮祭は亡くならないんでしょうネ(笑)2016/03/05

優希

77
江戸時代の怪談『耳嚢』から物語を選び、現代風にアレンジしているのですね。現代の怪談として十分通じる要素があると思います。読んでいて鳥肌が立ちそうになりました。ただ、昔風の言葉遣いとアルファベットの名前という取り合わせには違和感を覚えます。元となった『耳嚢』を一緒に織り交ぜているのはいいですね。どんな物語だったかを知ることができます。2018/09/21

佐島楓

57
民俗学的見地から面白く読んだ。狐や猫に憑かれる話や、祟り系の話が多く、そのあたりが怪談のような怖さを感じさせない理由かもしれない。昔はおおらかだったのだな、と思う。2016/04/18

みくろ

52
『遠野物語』に続き、今度は『耳囊』を現代読者に読みやすいよう書いてくださり感謝。しかも今回は原文も付いているので嬉しい。どの時代にも不思議な話はあるんだなあ…。個人的には一番「何処に居た」が怖かったです。あと「何がしたい」「座頭でないなら」も好き。ただ、どうしても気になったのが昔の時代のお話なのにカタカナが出てきたり、登場人物をアルファベットの頭文字で呼ぶ事。現代人に分かりやすく、更に怪談らしい雰囲気にするように敢えてしたのかもしれませんが少し違和感。あとタイトルの付け方も何とかならなかったのかなあ?2016/03/13

瀧ながれ

38
京極訳『耳嚢』。旗本とかなんだかが出てくるのに、人の名前はアルファベットのイニシャルで、「ミーティング」や「チェックしてから」なんて単語が使われていて、時代も現実味もごちゃ混ぜで、奇妙な世界に放り込まれた気分で読んだ。動物が出てくる話が印象的だが、ねこはなんだかどれも不気味。身なりのいい男の姿で挨拶にくる狐と、頭痛に苦しむ男を癒しにきた二匹の子猿神使が好きです。2016/01/31

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