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出版社内容情報
個性的なキャラたちが織りなす街角ファンタジー第2弾!
魔法が人々の生活に根づいた世界――騎士のノエルと従騎士のアリエスは「全てを貫く魔法の槍と、全てを防ぐ魔法の盾」が起こした不可解な事件を調査する。そこに天才魔術師のエスティカが首を突っ込んできて――。
内容説明
魔法が人々の生活に根づいた世界―そこで起こる事件は実に様々である。城下町の治安を守る王都防衛騎士団に所属するノエルと、堅物の美人従騎士アリエスは「全てを貫く魔法の槍と、全てを防ぐ魔法の盾」が起こした不可解な事件の調査を命じられる。またもやそこに首を突っ込んできたのは“歩く魔術書”と呼ばれる天才魔術師のエスティカで―。お菓子事件に落書き事件、さらにはドラゴン出現で、大騒動の街角ファンタジー第2弾!
著者等紹介
井上悠宇[イノウエユウ]
第16回スニーカー大賞“優秀賞”を「思春期サイコパス」で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
4
探偵役がいて謎解きみたいな形式をとっていますが事件簿であってミステリーでは無いですね。前半はわりと些細な事件ですが、後半は前巻同様に国家規模な事件でした。ステラの過去話がその事件の中心でしたが、やや腑に落ちない事も……。話の形式は面白いのですが、キャラの関係などもうちょっと色々濃ければなと思ったりもします。2015/11/01
サキイカスルメ
3
猫耳なのには、ちゃんと理由があったのか。王都防衛騎士団ノエルが魔術師エスティカと共に魔法事件に首を突っ込んでいく話2巻。今回は殺人事件、異物混入事件、連続落書き事件、王女変身事件でした。面白かったのですが、一つ一つの話が短いので事件や登場人物の掘り下げが浅く感じましたかねぇ……。所々でブラックといいますか、ちょっぴり後味悪めな部分もあったり。リゼットのぬいぐるみ達が、やっぱり可愛かったです。アリエスの飛び出すヒヨコちゃんも独特の脱力感のある鳴き声がシュールで好きでした。2015/11/07
niko
2
前作に続き、今回も「なんだか作文を読んでるような」感じですね。こぢんまりとした所に登場人物がただ立って話しているだけ。人口密度は高いけど、動きが感じられないと言った状態です。連作短編でいくなら各話の登場人物を絞って、それぞれに動きをもたせた方がいいかもしれません。特に1話目の魔法と謎の関係は悪くなかったし、物覚えの悪い私が前巻を読んでから時間が経っているのに登場人物を良く覚えていたぐらいキャラクター設定もしっかりしてたと思うので、動きさえついたら面白くなるのではないかと思いました。2015/12/25
シルベスタ
0
正直・・・・。残念な感じかなぁ~(45点)2016/03/05