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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
33
☆☆☆☆ やはり「トロッコ」は名作。語り手の立場を変えて物語を進める「報恩記」は芥川らしい手法。飄々とした趣の「仙人」。深い寂量感が漂う「六の宮の姫君」。教訓話として簡潔で面白い「三つの宝」。父が売りに出す雛を並べて眺めているラストが印象深い「雛」。一篇のコメディのようでいてラストに母の強さを見る「あばばばば」。芥川の作風の転機と言われる「一塊の土」。味わい深い短編が多かった。2016/09/01
奥村
2
短い話が多かったけれど、どれも面白かった。猿蟹合戦を読むと私達も大抵蟹なのかな、と思ってしまった。2016/09/02
かず
2
王朝物から人間の心理をうまくついた作品や、私小説的なものまでバラエティに富んだ一冊だった。2010/04/18
たくみ
1
「仙人」と「猿蟹合戦」が特に好きだな2015/07/10
風祭
1
面白かったー。こういう作品は教科書で子供に強制的に読ませるより、大人になってゆっくり読書を楽しめるときに読むのがいいと思った。2015/03/05