東大駒場寮物語

電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり

東大駒場寮物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041032770
  • NDC分類 377.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自らの居場所を守ろうとした学生たちを描く、哀愁の青春ノンフィクション!

ムツゴロウ、野田秀樹、堀江貴文、小池龍之介など多数の自由人が巣立った日本最古の大学寮は、筆者が入学した93年には廃寮計画が進められていた。駒場寮にまつわる数多の史実を交えて描く、寮生たちの実録青春記。

内容説明

古く、汚く、奇天烈…それでも彼らは、自分たちの居場所を守ろうとした。史実と共に綴られる哀愁の青春ノンフィクション!

目次

第1章 ある駒場寮生の話(それぞれの地図;1992年、駒場 ほか)
第2章 自由の駒場寮史(向ヶ岡から駒場の寮へ;寮自治の構図 ほか)
第3章 駒場寮存続運動(抗議活動;さくらんぼの実る頃 ほか)
第4章 一寮委員の記憶(1994年、春;連続停電事件 ほか)
第5章 駒場寮最後の日々(長期戦の中で;過ぎていく時間 ほか)

著者等紹介

松本博文[マツモトヒロフミ]
ルポライター、第132期駒場寮委員長、将棋観戦記者。1973年、山口県生まれ。93年、東京大学に入学し、駒場寮に入寮。東大将棋部に所属し、在学中より将棋書籍の編集に従事。同大学法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力し、「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。コンピュータ将棋の進化を描いたデビュー作『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)が話題となり、第27回将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たらちゃん

12
私も寮生活を送り、充実した学生時代になりました。全国にある大学の寮、それぞれに思い出を作って過ごすんでしょうね。2017/02/13

チェアー

7
胸が痛いような、懐かしいような。大事なものだけど、思い出したくもない。しかし、忘れたくない。ほとんどの人はそんなものを持っているんじゃない?それが、筆者にとっては寮だった。青臭くてもいいやん。それを否定するのは、分別くさくなった現在の自分の妬みと羨望なんだろうな。2016/02/05

つけ麺部長

6
東大駒場キャンパスには1度だけ訪問したことがあります。25年ほど前になるのでしょうか。その時に駒場寮を見た記憶はありません。廃寮の騒動のことは全く知りませんでした。著者の松本博文さんは僕と同年齢で、文章が明瞭であることと、他者の良いところにスポットライトを当てるような記述に優しさを感じることができることから、好きな作家さんであります。僕が大学生だった時に、このような物語があったことを興味深く読むことができました。将棋本以外でも書きまくってもらいたいですね! 応援しています!2018/06/17

Gabachom

4
地方出身の貧しい家庭の息子ばかりでしたね。ここに出てきていない有名人も輩出してます。 昔から汚かったんだという変な感動と、そうそうそう言う話が流れてたという懐かしさで読みました。 廃寮の背景には国立大学法人法があり、その背景には…2016/02/10

Carol

3
書かれているのは起こった事実のみ。それでも「物語」以外の何物でもありません。読み物として面白いだけではなく、考えさせられる本でもありました。駒場寮、見てみたかったなぁ。2017/05/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10056030
  • ご注意事項

最近チェックした商品