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お金の流れで読む日本の歴史―元国税調査官が「古代~現代史」にガサ入れ

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041032206
  • NDC分類 332.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

堅固な城も、経済戦争で落とされる

たとえば、
「織田信長は、金融改革でデフレ解消」
「坂本龍馬は、ニセ金で倒幕資金を調達」

本書では、元国税調査官が日本の「古代~現代史」にガサ入れ。
歴史上の「謎」も、「お金の動き」読み解くことでどんどん解決していきます。

この国の「成り立ち」「混乱」「発展」そして「今とこれから」……
歴史を動かしているのは「人」ではない、「お金」なのです!

第1章 古代から日本は“技術立国”だった!

 東アジアで強い勢力を持った「倭国」
 縄文人は“天然アスファルト”を使いこなしていた!
 古代の経済成長を牽引した“広域ネットワーク”とは?
 「大化の改新」という名の財閥解体
 ・・・etc.

第2章 武家の台頭――これは社会経済の大変革だ

 なぜ武士が“発生”したか――二つのルート
 平清盛が入れ込んだ「日宋貿易」のすごいうまみ
 日本で最初に“大金持ち”になったのは誰?
 源頼朝は「社会経済」をここまで変革した
 ・・・etc.

第3章 信長の関税政策、ザビエルの思惑、信玄の経済的ハンデ

 “戦国経済”に大きな影響を与えた南蛮貿易
 キリスト教、交易、そして西洋諸国の思惑
 宣教師たちの“莫大な資金”はどこから出ていた?
 “死の商人”としてのフランシスコ・ザビエル
 ・・・etc.

第4章 「江戸時代が260年続いた」本当の理由とは?

 豊臣秀吉は本当に“大金持ち”だったのか?
 元国税調査官が実感した「太閤検地の革新性」
 秀吉、家康はなぜ「キリスト教を禁止した」のか?
 日本が鎖国をした「もう一つの理由」
 ・・・etc.

第5章 明治維新を成功に導いた「お金の強い力」

 黒船の衝撃と、通商条約の締結
 「参勤交代の中止」で諸藩が“討幕の経済力”をつける
 明治維新による“権力の流れ”を読む
 大政奉還の“経済効果”は絶大だった!
 ・・・etc.

第6章 日清・日露戦争、「戦費」はどう賄ったのか

 明治時代の軍事費は「それほど高くなかった」?
 「少ない費用」で「強い軍」をつくる日本の方法
 軍費のほとんどを賄ったのは、なんと“酒税”!
 実は豊かだった明治の国民生活
 ・・・etc.

第7章 太平洋“経済”戦争! 当事者たちの懐事情は?

 日本の急成長と“経済摩擦”の発生
 世界大恐慌で日本とイギリスが“貿易戦争”に
 日本とイギリスが「インド市場」をめぐって対立
 「最後の獲物」満州をかけたアメリカとの戦い
 ・・・etc.

第8章 高度成長とバブルの“収支決算”をしよう

 「戦後復興はGHQのおかげ」という大誤解
 実現できないと笑われていた「所得倍増計画」
 「メイド・イン・ジャパン」を普及させたユダヤ商人たち
 日本の自動車業界が「急成長した」本当の理由
 ・・・etc.

【著者紹介】
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内容説明

信長は金融改革でデフレ解消。龍馬はニセ金で倒幕資金を調達。歴史上の「謎」のほとんどは、「お金の動き」で説明できる!

目次

第1章 古代から日本は“技術立国”だった!
第2章 武家の台頭―これは社会経済の大変革だ
第3章 信長の関税政策、ザビエルの思惑、信玄の経済的ハンデ
第4章 「江戸時代が260年続いた」本当の理由とは?
第5章 明治維新を成功に導いた「お金の強い力」
第6章 日清・日露戦争、「戦費」はどう賄ったのか
第7章 太平洋“経済”戦争!当事者たちの懐事情は?
第8章 高度成長とバブルの“収支決算”をしよう

著者等紹介

大村大次郎[オオムラオオジロウ]
元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演、『マルサ!!』(フジテレビ)や『ナサケの女』(テレビ朝日)の監修等で活躍。別のペンネームでこれまでに30冊を越える著作を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

34
★★★★★ 日本の歴史の流れや、政争の理由がとても納得できる。部分は知ってるから意外ではないけど、それらを総合的につなげると目から鱗になる。2016/08/18

シュラフ

31
これで お金の流れで読む~シリーズ四部作(世界の歴史、現代権力史、戦国時代、日本の歴史)を完読。とても勉強になりました。国力とは、ヒト・モノ・カネ、そして技術力。国家の衰退の共通項は、財政悪化・重税・格差問題。戦争とは国と国との経済的利害の摩擦によるもの。経済を軸にすることで、こんなにもすっきりと歴史が理解できるものかと驚く。そして歴史の教訓から我々は何を学ぶべきなのか。一番の問題は社会的な格差問題であると著者は繰り返し指摘する。「特定の者が潤う国は滅びる」という著者の訴えを我々は真摯に受け止めるべきだ。2017/06/20

S 2

22
タイトル通りお金と日本史のかかわりについて。あんまり日本史に詳しくないけど面白かったです。意外だったのは日本は貨幣が取り入れられたのは結構遅めだったというところですかね。まぁ戦いまくってたしね…あとがきの今後の日本の行く末についてがなんか不安になりますね。2019/01/04

樋口佳之

21
こういう話を学校でとも思うけど、ぶっちゃけお金ですよね~という理解が現実問題として実感できるのは学校出てからかも知れないし。/一体どっちやねんと感じる部分もありました。2018/02/24

Speyside

19
『お金の流れでわかる世界の歴史』の姉妹編。前作と同様、経済に着目することで歴史の転換点の因果関係を明らかにし、古代から戦後までの日本史を一気通貫で紐解いていく。 個人的に印象的だったのは、満州事変から太平洋戦争へ突入していく時代の記述。当時の国民はなぜ無謀にも、国際連盟脱退や満州事変を支持したのか。著者は、戦前の日本が絶望的な格差社会で、不満を解消する存在として軍部が台頭していった背景があることを、様々な数字を提示しながら明らかにしていく。「特定の者が潤う国は滅びる」という言葉が、ずしりと重い。 2020/06/07

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