出版社内容情報
未熟な舞姫、恋も仕事も停滞中! もどかしさ炸裂のラブ・ファンタジー!
舞子としての務めを無事終え、連雀との距離も縮まったと思っていたあおいだが、なぜか連雀がよそよそしい。ついには喧嘩になり、連雀の屋敷を出て瑠璃姫のもとで働くことになり……? 新人賞受賞作第2弾!
【著者紹介】
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内容説明
少女あおいは、自分を貧乏で平凡な江戸庶民と思っていた…が、実は仙人ならぬ「鳥仙」という仙で、だまし討ちのように連れてこられた仙界で舞子までする羽目に!なんとか舞子の務めを果たし、想いを寄せる連雀とも距離が近づいたはずなのに、それ以来どうも連雀がよそよそしい。不安になったあおいは連雀のもとを離れ、瑠璃姫の屋敷で働き始めるのだが―?「お前の翼を、誰にも見せたくない」想いが加速する第2弾!
著者等紹介
小野はるか[オノハルカ]
第13回角川ビーンズ小説大賞にて読者賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イカまりこ
4
仙界のルール知らんがなの1冊w 連雀は前回から言葉不足の男だったけど、今回もより一層言葉にしない。そのかわり態度や表情で好きが溢れてる。でもあおいは気づかない。すれ違いがキュンです。しっかり馬に蹴られるタイプの横恋慕桃治くんが不憫で心のオアシスw あおいと連雀の恋に関してはニヤニヤして読めたけど、瑠璃姫のお屋敷の騒動では一番考えたくない結末に行きついてしまった。600年生きるのは長いねぇ。二人が常に新鮮なままで長く幸せでいてくれることを望みます。2023/01/18
梅みかん
3
駆け足の急展開続き。言葉足らずですれ違い続けてた二人が最後はなんとか想いを告げられてよかった。2019/12/13
ここあ
2
二巻目。世界の成り立ちとか、仙が抱えるものについても書かれてて、一巻よりすんなり読めた気がする。2016/04/04
ばなな豆乳
2
鳥仙ファンタジー二巻。一巻目では山場が少なく、主人公の恋愛と成長を描いてあったのが一転、二巻目では恋のすれ違いと瑠璃姫を狙う事件と仙界の暗部、神事の失敗、と盛りだくさんだった。特に不老不死の仙が抱える心の闇や鳥海山の成り立ちが深く描かれていて、世界に広がりを感じた。毎度、鳥の求愛ネタが新鮮。糖度はアップ!したものの、事件の真相がちょっと悲しい。頑張れももじ!2016/04/04
ちいたけ
1
意思の疎通が出来るまで。まあ、よかったね。終わった感じだけど?。2016/05/27