角川文庫<br> 三毛猫ホームズの仮面劇場

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角川文庫
三毛猫ホームズの仮面劇場

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041031629
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

謎の人物により呼び集められた三人の男女。他人同士の彼らへの依頼は、「仮面の家族」となり、湖畔のロッジ〈霧〉で一カ月を過ごすこと! 仮面の下の真相をホームズたちが追う、シリーズ第38弾!

内容説明

立てこもり事件で被害者を助けた際に、骨折した片山。人質だった女性から、お礼とお詫びをかねて、ロッジ“霧”へ招待される。晴美、ホームズ、石津と共に夜行列車に乗り込むと、少女が転がり込んできた。放っておけない片山たちは、一緒にロッジへ行くことに。そのロッジには、謎の人物に集められた男女3人が、報酬を得るために、家族として過ごしていた。片山たちを待ち受けていた真相とは―。人気シリーズ、第38弾。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

221
この作品もオチはイマイチだが、物語の発端が面白く飽きさせない。奇妙な出来事を事件へと結実させていく引出しの多さが赤川次郎は凄い。子供の頃にシャーロックホームズを読んだ時も「この変な出来事の裏にどんな犯罪が潜んでいるのだろう」とワクワクしたものだ。そういうところは本家ホームズ直系だと改めて感じる。細かいところを突っつきだすとキリがないが、そこはライトなユーモアミステリと割りきる(笑)ロジカルな犯人当てや密室などの不可能犯罪ではなく「なんだコレ?」みたいな"不可解犯罪"というジャンルで括れば、結構掘り出し物。2017/01/01

読書好き・本屋好き堂

8
第38弾。 立てこもり事件で被害者を助け、骨折をした片山。 人質だった女性から、お礼にロッジ霧へ招待される。 いつものメンバーも引き連れて訪れるが、何やらまた事件が?! ホームズの大ピンチも?! 今回も安定の面白さ😆 ラストも良かった🍀2023/12/05

ぬぬよよ

7
数十年ぶりにシリーズ読みました。ライトに読めるのはいいですが。2022/11/06

あむ

6
いきなり登場するとある一家。色々ありますが、最後の流れが良かったです。血が繋がっていなくても、家族になれるんじゃないかな、と。物語については、途中でホームズどうなっちゃったの!?ってなるシーンがありましたが、心配ご無用でしたね(笑) でも、ホームズが愛されている描写がとても良かったです。片山さんはいつも通りの頼りなさと優しさと、でもやっぱり頼れる感じが出ていて好きです。難しいトリック等はなかったですが、主要メンバーが相変わらず楽しくて今回もふふっとつい笑ってしまいながら読ませてもらいました。2019/07/14

iwaken

5
★★☆☆☆2017/12/24

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