BABEL

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041030257
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

高校時代の同級生と「幸せな人々」に復讐するため、高層ビルの展望台を占拠し、多数決で殺す人間を決める“命の投票”を始めた男。彼を待ち受ける皮肉な結末とは? 心の深層をゆさぶるノンストップ・ミステリ!

内容説明

恨む人・恨まれる人を、予想外の結末に導く復讐代行業者・義波。最終話で明かされる驚愕の真実とは―。

著者等紹介

日野草[ヒノソウ]
1977年東京都生まれ。2011年、第2回野性時代フロンティア文学賞大賞を受賞した『ワナビー』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まこみん

74
復讐代行業シリーズ2巻め。どんな場面で義波が出てくるか楽しみでした。5話の内、最初と最後の話が繋がって(題もバベルとバビロン)あの状況で知り得なかった裏が明かされてびっくり。悪事銀行と得体の知れない老人、志尾の登場で不気味さが募りながら多分次巻へ。2017/01/17

papako

59
復讐代行業者シリーズ。ちょっと好みじゃない展開になった。組織とか、悪の通貨とか、こういうのが読みたいわけじゃなかった。自分の理論を熟成させてしまうと、煮詰まってしまう。この中で復讐される人たち、一歩間違えれば、自分かもしれないところに面白さがあったと思う。まぁ、一巻のままでは展開できないよね。しかし、これは静観かな。2017/02/15

ゆきちん

46
GIVERの続編。連作短編5つで、最初のバベルと最後のバビロンがリンクし、最後に全部明かされる仕組み。「復讐代行業」だけど今回は世界観が広がってまた面白かった。(ネタバレるのでここまで。)仕事の内容もよく組み立てられていていちいち面白い。ソフトな語り口とはいえ、殺し屋だし、えげつなかったりするのに登場した時の「出ました!義波ー!」感がスゴくて高揚(笑)これは、続編が出たら絶対に読む。2017/02/03

momi

43
復讐代行業者シリーズ第二弾!!引き続きサクサク読めて面白かった!…がやはり悲しさがつきまとう…。あなたは殺したいほどの強い恨みが自分の心に宿ってしまったら…復讐代行業者に頼みますか…。何でもいいから小さな幸せでもみつけられたら…人の幸せをうらやましがらず…妬まずに生きていけるのに…。切ない…。さて…話はライバル会社?敵対組織?「悪事銀行」の最高責任者まで登場してきて、この先どうなるのか!?胡散臭い老人の存在が気になります!! 2018/01/30

マムみかん(*ほぼ一言感想*)

27
『GIVER』続編。 短編集なのですが、最終話まで読めば伏線いろいろな長編でしたね(笑)。 義波ちゃんがどこで登場するのか楽しみで、サクサク読めます。 しかし、復讐される立場にはなりたくないな~と思います。 ライバル業者(?)も現れて、シリーズの今後も期待です☆2017/02/14

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