出版社内容情報
友人思いのドン・ペドロの尽力で、クローディオとヒアローは婚約し、ベネディクトとビアトリスの恋も始まりそう。ところがドン・ペドロの異母弟ドン・ジョンの策略で、クローディオはヒアローの浮気を信じこむ……。
内容説明
イタリア・メッシーナに、戦に勝ったアラゴン大公ドン・ペドロ一行が凱旋、迎えるレオナート知事は大歓待だ。ドン・ペドロは友人クローディオが知事の娘ヒアローに恋したと知り、策を練って二人を婚約させるのに成功。続けて独身至上主義の友人ベネディックと知事の姪ビアトリスもくっつけようとするが、思わぬ横やりが入ってしまう。思いこみの連続から繰り広げられるシェイクスピアの恋愛喜劇が、読みやすい新訳で登場!
著者等紹介
シェイクスピア,ウィリアム[シェイクスピア,ウィリアム] [Shakespeare,William]
1564年、イギリス中部のストラットフォードで、商業を営む父と旧家出身の母との間の第三子として生まれる。82年、18歳で8歳年長のアン・ハサウェイと結婚、一男二女をもうける。故郷をはなれ、やがてロンドンで詩人・劇作家として幸運なスタートを切る。94年、新しく組織された劇団「宮内大臣一座」の幹部座員として名を連ね、俳優兼座付作者として活躍。およそ20年間劇作に専念し、劇作家として名をなす。1616年没
河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
my本棚
-
- 洋書
- TETE BLANCHE