出版社内容情報
夜目が利き錠前破りの鮮やかな泥棒・夏兵衛が大活躍!人情味溢れた長編小説
夜目が利き腕の立つ泥棒・夏兵衛は、遊ぶ金欲しさに盗みを働いていた。ある日、柔の師匠で住職の参信から、行方不明の僧を探すよう頼まれる。探索にやりがいを感じ始めた矢先、夏兵衛は驚くべき事件に遭遇し――。
内容説明
夜目が利き、錠前破りも鮮やかな泥棒の夏兵衛。義賊気取りだが、実は女に会うための金欲しさに盗みを働いていた。ある日、柔の師匠・参信から、行方不明になった僧侶の探索を依頼される。嫌々始めたものの、次第に面白くなり始めていた。一方、岡っ引の伊造は、夏兵衛を「鼠苦手小僧」と名付け、執念深く追っていた。夏兵衛と伊造が出合うとき、事件が大きく動き出す。これぞ、鈴木英治の真骨頂!謎が謎を呼ぶ痛快時代小説。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。99年、第1回角川春樹小説賞特別賞を「駿府に吹く風」で受賞(刊行に際して『義元謀殺』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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