出版社内容情報
将来の不安や孤独を感じがちな老境の世代。しかし幸せとは、「境遇」ではなく「心」が決めるもの。60代後半にさしかかった心理学者・渋谷昌三が著す“老いの心理学”エッセイ。
内容説明
人間の発達は何歳になっても続くことがわかっています。何歳になっても、いまの自分にさらに磨きをかけて、より魅力的な人間になれる。これが、心理学が導き出した答えの一つです。あなたが「老いを愉しむ」ための一冊。
目次
第1章 人は一生、成長し続ける(人生は獲得と喪失の繰り返し;老いの自覚はチャンスである ほか)
第2章 老いを愉しむ(老いのイメージ;「もう歳だからダメだ」はおかしい ほか)
第3章 ストレスとの付き合い方(ストレスがなければ、人は行動できない;ストレスの強さは選べない ほか)
第4章 これからの人間関係(「つながり」が人生を豊かにする;ストライクゾーンはどこか ほか)
第5章 これからの家族関係(夫婦は一心同体か;「だから女は…」「だから男は…」 ほか)
第6章 人生の後始末(「最期のこと」は冗談で話せるうちに;残される人が困らないために、やっておきたいこと ほか)
著者等紹介
渋谷昌三[シブヤショウゾウ]
1946年神奈川県生まれ。学習院大学卒業、東京都立大学大学院博士課程修了、文学博士。社会心理学専攻。山梨医科大学医学部教授を経て、目白大学社会学部教授及び大学院心理学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。