内容説明
創業家一族、暴力団、中国マフィア…その裏にあったものとは?事件から一年、犯行理由も犯人も依然不明―超難解事件の真相に迫る渾身ノンフィクション!
目次
序章 老婦人の告白
第1章 暁の銃弾
第2章 企業テロ
第3章 原点回帰
第4章 ブラック企業
第5章 創業家一族の闇
第6章 中国進出の罠
第7章 新華僑コネクション
著者等紹介
一橋文哉[イチハシフミヤ]
東京都生まれ。早稲田大学卒業後、全国紙・雑誌記者を経てフリージャーナリスト。本名など身元に関する個人情報はすべて非公開。1995年、月刊誌「新潮45」連載「ドキュメント『かいじん21面相』の正体」(雑誌ジャーナリズム賞受賞)でデビュー。グリコ・森永事件、三億円強奪事件、宮崎勤事件、オウム真理教事件など殺人・未解決事件や、闇社会がからんだ経済犯罪をテーマにしたノンフィクション作品を次々と発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
256
日常利用している餃子の王将の事件の考察取材をした一冊。結局創業者が中華料理店を開きたかった理由はなんだったんだろうか?犯人を辿るというより依頼者が誰かが重要だなと思う。早く捕まって全容が明らかになってほしいけど、本書が出てからはそんなに進展してなさそう。と書いた後に逮捕とか報道があればいいけど。王将も様々なトラブルを持ってる事を知ったけど、それを知っても利用頻度は変わらないかな。2020/01/25
遥かなる想い
250
2013年暮れ、京都の本社 前で、大東社長が射殺される という衝撃的な事件の 真相を一橋文哉が探る。 社長が射殺されておきながら、 「トラブルはなかった」と いう王将という会社は 一体何なのか?陰に見え隠れ するヤクザ、中国マフィア との関係は? 破産した王将を立て直した 4代目社長に潜む闇とは 何なのか? 未解決事件であるため、 結局憶測の域をでない話の オンパレードだが、逆に 読者が知らなかった「王将」 の周辺、歴史、闇が 伺えて興味深かった。2015/04/18
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
37
記憶に新しい餃子の王将社長射殺事件を追った本です。著者の取材により、色々な疑惑が深まっていく内容でした。誰が事件を起こしたのか、会社側、裏社会側と警察の関係者に実際に取材を行っています。この事件が起きてから1年以上が経過し、迷宮入りも囁かやかれていますが、従業員からの評判を見る限り、現場で一緒に汗を流しながら仕事をするタイプで利益も還元するタイプという事で厳しい一面も有るにせよ、傾きかけた立派な経営者だと思います。跡を継いだ社長は創業者イズムを受け継いでおり、更に発展しいく事でしょう。2015/04/10
金吾
36
餃子の王将は好きですし、この事件も覚えていましたので興味津々で読みました。真実はわかりませんが、好奇心を満足させてくれる内容でした。ただ語り口は冗長に感じました。2025/03/25
バトルランナ-
33
中国の一人っ子政策(4000万人の無国籍者)が反日に走るカラクリとかビックリ。黒道。ドラゴン。抱きつきのリンってなんだよー!なんで抱きつきなんだよー!5点満点で4点。2016/06/13
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