カサンドラ

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041023419
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

絶海の船上で繰り広げられる、男たちの熱き闘い!

昭和28年。一隻の豪華客船が横浜を出航する。大臣の護衛として乗船した入江秀作は、周囲の様子に目を光らせていた。そう、入江の真の任務は機密情報流出の阻止と、それを持ち出した者の抹殺、だった。

内容説明

昭和28年、夏。“光の女神”の名を冠した客船が改装後初の航海に出る。大臣の護衛として乗船した入江秀作は、周囲に目を光らせていた。―そう、入江の真の任務は「“カサンドラ”の流出を防ぐ」こと。“カサンドラ”とはある機密情報を示す暗号だが、詳細は不明。入江は機密を持ち出した者を抹殺すべく、船に乗ったのだが…。

著者等紹介

桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

95
お初の作家さん。帯に惹かれて・・がーん!字が小さいし上下二段かぁ。誰が誰の指示でどう動いてるのか。そしての裏切り合戦に私の脳はアップアップ。おまけに原爆?水爆?オー!ノー!だがしかし、読み切ったのだ。しかも面白く。亡き父の影響かシベリア抑留・レッド・パージと来たら途中でリタイアは出来ない。ここまで洗脳やら復讐の為の船ごと特攻には引いてしまうが、哀しいかなあり得たかとも思った。核が、報復にならないための抑止力だと?世界の偉い人の言いそうな嘘っぱちの言葉だ!自分を庇って死んだ友の魂が故郷長崎で安らかであれ。2016/01/26

マムみかん(*感想記入少なめです*)

37
ずいぶん前に何冊か読んだことがあるけれど、ほぼ初読みに近い作家さん。 ラノベを書かれている印象が強かったので、イラスト無しのハードカバー二段組にビックリ(笑)。 でも、最後までドキドキハラハラ…面白かったです! 単なる船上の諜報戦だけでなく、アメリカ・ソ連・日本の駆け引き、科学者の良心や嫉妬、戦争で運命を狂わされた人々の想い等々で読み応えありました。 シベリア抑留の話は、いつ読んでも辛い~~(泣)。 今年は、昭和や戦争がキーワードの作品が目立ちましたね☆2015/12/29

coco

34
豪華客船で繰り広げられる諜報合戦。アメリカ、ソ連、日本それぞれの思惑が絡み合い、ドンデン返しの連続。疑心暗鬼に苛まれ、敵味方の判別がどんどんできなくなっていく。読み応えたっぷりの一冊でした。戦争に翻弄され、終戦後も戦争の傷跡が深く残る彼らを思うと胸が詰まる。ラストの蓮の花が素敵でした。2016/04/15

はるき

24
戦争の傷が未だ癒えぬ時代に起こる豪華客船での諜報合戦。男臭い設定だが、著者が桑原さんなので根底に流れるのは人間の業と情念と絆。ハードカバーで上下二段組の一般文芸。今後の桑原さんの活躍が楽しみ。2016/05/09

Mina Yamauchi

17
重い話で読み応えがありました。でも、エンタメですいすい読めました。船上スパイ物。アグライア号の秘密は話が進むにつれ、わかってきたけど、その後も二転三転して、予想を裏切られ、ハラハラしました。主要登場人物がみんな魅力的でした。男同士の悲しい運命、嫉妬が気になる人は、読んで損はないです。2016/01/06

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