出版社内容情報
火葬の瞬間きこえた音は…(「蘇生」)。夜な夜な隣から聞こえてくる寂しい歌(「赤い靴」)。姿を見せないストーカーが部屋に置いていったものとは?(「ビー玉」)。読後感最悪、世にもおぞましい30話。
内容説明
誰もが知る有名ブランドショップで封印された怪異(「九つの御守り」)。凄惨な事故現場、押し潰された車体から発見されたのは(「手」)。吐き気を催す食品偽装の実態(「よだれ肉と注水牛肉」)。SMバーで知りあった女の躯は皮膚が削られていた(「傷」)。東京の街角で配られる不気味なナンパメモ(「メモを渡す男」)。美男子の顔がひと眠りした後、怪物に(「再生」)。あの世もこの世も恐ろしい、読むだけで気分が悪くなる大人気シリーズ第4弾!
目次
蘇生
九つの御守り
赤い靴
スローライフ
交通事故
手
事故多発地点
けもの
卵と紙ひこうき
ビー玉〔ほか〕
著者等紹介
福澤徹三[フクザワテツゾウ]
1962年福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。著書に第10回大藪春彦賞受賞作『すじぼり』(角川文庫)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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