角川文庫<br> 散り椿

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角川文庫
散り椿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041023112
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

最愛の人を失ったとき、人は何ができるのか――最愛の人を失ったとき、人は何ができるのか――

かつて一刀流道場の四天王と謳われた勘定方の瓜生新兵衛は、上役の不正を訴え藩を追われた。
18年後、妻・篠と死に別れて帰藩した新兵衛が目の当たりにしたのは、藩主代替わりに伴う側用人と家老の対立と藩内に隠された秘密だった。
散る椿は、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるもの――たとえこの世を去ろうとも、ひとの想いは深く生き続ける。
秘めた想いを胸に、誠実に生きようと葛藤する人々を描いた感動の時代長編!

≪熱き信念が胸を打つ、扇野藩シリーズ≫

葉室 麟[ハムロ リン]
著・文・その他

内容説明

かつて一刀流道場の四天王と謳われた勘定方の瓜生新兵衛は、上役の不正を訴え藩を追われた。18年後、妻・篠と死に別れて帰藩した新兵衛が目の当たりにしたのは、藩主代替わりに伴う側用人と家老の対立と藩内に隠された秘密だった。散る椿は、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるもの―たとえこの世を去ろうとも、ひとの想いは深く生き続ける。秘めた想いを胸に、誠実に生きようと葛藤する人々を描いた感動長編!

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞を受賞しデビュー。07年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞を受賞し絶賛を浴びる。12年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。いま最も注目される歴史・時代小説作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

471
済まぬ、登場人物を始め、もろもろのことが頭に入って来ぬのだ。物語半ばまで読んだが、痺れを切らして終章を読んでしまった。いろいろ題材を盛り込みたいのはわかるが、どこかに焦点を絞って欲しかったというのは拙者のわがままか、、、期待大であったがために無念である。2019/06/08

三代目 びあだいまおう

371
嗚呼!なんという想いよ!亡き妻の最期の願い、散り行く椿を見て欲しい、そしてあの方を救けて欲しい!『そなたの頼みを果たせたら、誉めてくれるか?』『お褒めいたしますとも』妻の、妻への、友の、友への、母の、母への想い。政権争いが熾烈極まり、思惑と野心と政略蠢く中、何と純粋で美しき利他の想いか!強大な権力の前で芥に等しい自我を通す者たち。勝ち負けでなくただ信じた者への、ただ約束した者への潔い忠心に涙を堪えられない!なるほど映像化に相応しい、まさに純の粋。友情、愛情、死してなお崇高、賭した命に涙!結末に喝采‼️🙇2019/11/25

ケンイチミズバ

202
ストレートなモノ言は疎まれる。汚職を指摘すればそれを指示した上役がいるわけで、そんな大きな権力を一介の藩士が糾弾できるものではない。冷静になれば自分の行いで誰かが詰腹を切らされ、後ろ盾のない自分も組織を追われるかもとなる。正直者が損をする、現代でもよく起こることだ。酸いも甘いも飲み下し多少の汚れを纏って力をつけた方が勝ち。勝ってなによ?葉室先生はそんなことを許しはしない。クロサワの世界が彷彿と、新兵衛は椿三十郎とかぶった。わくわくするストーリーの展開とほろ苦いラスト、ああ読んでよかった。映画も絶対に見る。2018/09/28

あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

153
久しぶりに読む葉室作品はお家騒動もの。藩主を交えた権力闘争に巻き込まれながらも、正しく生きる姿が清々しい。夫婦愛もさりげなく描かれている感じで邪魔にならなくてちょうど良い。自分は葉室作品を読むのはこれが18作目。よほど好きなんだろうな。未読の作品があと何冊残っているか分からないが、限りある葉室作品、これからも大切に読んでいきたいです。2021/01/02

ken_sakura

135
良かった(^_^)夏の百冊で映画になるし、著者の本は気にしながら手に取る機会に恵まれず、初めてに良い機会と思って手に取った。読まされました。少し藤沢周平を思い出しました(^。^)かつて上役の不正を訴えて藩を追われた鬼の新兵衛こと瓜生新兵衛が、妻篠の遺言を果たすために18年振りに帰藩する。その顛末。甥の藤吾が良かったです。物語の後半が派手で私はちょっと目が回りました(^◇^;)夏の百冊。2018/09/21

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