角川スニーカー文庫 やっぱチョロインでしょ！

吉川 兵保【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 263p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041020807
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

吉川　兵保［ヨシカワ　ヘイホ］
著・文・その他

犬江　しんすけ［イヌエ　シンスケ］
イラスト

内容説明

“チョロイン”―それは物語の主人公が息をするだけで惚れてくれる至高の存在。そんなちょろいヒロインに巡り会う事を夢見る少年・野々宮一平はある日、謎の渦に出合い、異世界へ転生する。そして一平を喚び出したのは女魔法使いのリュリュ。奇しくも彼女は勇者を欲していた。「キミが召喚したでオッケー？うっは！ヒロイン確定したわ！」異世界に到着早々、一平は見事、念願の“最高の”ヒロインに惚れられるが、その姿は…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[晦夢]

web版未読。ババじゃねえかあああ。ということで出落ち感はんぱない。寂しく一人暮らししていた天才魔法使いババアに異世界から召喚された一平が貞操を狙われる。一応主人公最強になってくるのかな。ロリ状態のリュリュはくっそ可愛いけど、ババアの姿が浮かんでくるからダメだなw　軽いノリで気軽に楽しめて良かった。

2014/12/19

[サキイカスルメ]

ババアじゃねーか！！！が面白すぎて……すごい出落ち（笑）オタクのサラブレット一平とチョロインリュリュのお話。コメディですね、とっても楽しかったです。実はお父さんが一番まともな気がします。一平は、異世界にこれたからいいけど、現実世界だと残念な子だからね。リュリュは心は乙女だから、見た目が若くなればヒロインにしてもいいと思うんだけどなぁ、ロリな見た目可愛いじゃないと思うのは私が女だからでしょうね。イラストとの連携もよかったです。ヒップアタック一平がお気に入り（笑）続きも楽しみです。リュリュには頑張って欲しい

2014/10/08

[KUWAGATA]

ガクゼンとするつまらなさ。よくもまあこんなモノが本になったと逆の意味で感心してしまう。面白いと感じる人はいるかもしれませんが、個人的にはいますぐ筆を折れよと作者に勧告したくなるレベル(というより多分それほど作家生命は長くないだろうけど)。まあ需要があると判断したから出版社は拾ったんでしょうけどね、これを自分で面白いと思いつつ書いたという作者の品性に心底呆れ果てた。もう二度とこの作者の本は読みません。逆布教したいくらい。

2015/01/06

[ご主人様見習い]

全編通してヒロインが老婆というのはなかなか面白い趣向だったけど、主人公の中２病だか知らないけどババア呼ばわりや性格などが難で読みにくかったな。 痛いたし主人公なんで今後魅力的な女の子が登場しても、この主人公がすべてを マイナス方面にもっていきそう。

2014/12/05

[shin]

オタクな両親に教育された一平が、突如現れた魔法陣に喜んで飛び込むとそこにはチョロインに期待のかかる魔法使いリュリュがいたお話。間違いなくチョロイんだけど、開いた瞬間から作品まちがったかな?と思える意外性。一方通行ながら通じちゃってるズレた主人公とヒロインの交流もある意味新鮮で、古代龍は超強いとか、要所で笑ったり脱力しながら楽しめた。一番大事な所に触れられないのが本当にもどかしいけれど、表紙に惹かれた方は中身は確認しないで手に取ってみても面白いかもと思えたお話でした。個人的には良い意味で裏切られたなぁと。

2014/10/05