内容説明
浅見光彦は、気鋭の美人ピアニスト三郷夕鶴から相談を持ちかけられる。道端で父親宛だと言って「はないちもんめ」と書かれた紙片を渡されたというのだ。しかも浅見の前に相談を持ちかけた夕鶴の親友の父親が急逝し、事件現場には「ふるさともとめて」と書かれたメモが残っていた。謎を追って三郷家の故郷である山形県河北町に辿り着いた浅見が目の当たりにしたものとは?郷愁を誘うわらべうたの暗号が悲しき復讐劇へと導く!
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
東京都出身。1980年、『死者の木霊』を自費出版してデビュー。08年3月、第11回日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
布遊
33
図書館が閉館しているため、積読本の中から読了。久々の浅見光彦。キーワードは「はないちもんめ」と「紅花」。ピアニスト夕鶴の周りで殺人事件が、それは35年前の復讐か?「浅見光彦シリーズでは、皆殺される」と、何かで読んだが、確かに~この本でも何人殺されたのだろう?2020/05/02
あなご
22
浅見光彦シリーズ第43弾。今回は浅見光彦がわらべうたに込められた悲しい復讐劇を解き明かす話でした。主な舞台は神奈川と山形でした。2014/10/18
ユキ
3
徳間文庫と講談社文庫で刊行されたもの。字が大きくなり、表紙も素敵になった。(男性は手に取りにくくなったかも…)山形県の紅花をモチーフにした浅見光彦43番目の事件。2014/09/26
ゆーや
2
浅見光彦シリーズはほんとに安定してます!天才ピアニストに迫る謎の「はないちもんめ」。逮捕シーンにもおおって!思わされたけど全体を通して報われないかわいそすぎる人がいて不憫です……2014/10/09
かりん
1
山形が紅花で有名だとは初耳だった。 東北は行ったことがないからいつか行ってみたいなぁ。 そんな展開になるとは…と、いつも通り面白かった。2022/05/23
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