女優堕ち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041019863
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

女優を目指す井元三津子は、偶然出会った芸能事務所のマネージャーを頼りに上京する。持ち前の押しの強さで、なんとか事務所に入った三津子だったが、その個性的な顔立ちとぽっちゃり体型のせいでなかなか仕事にめぐまれず、不遇の日々を過ごすことに。しかしそんなある日、最後のチャンスと挑戦したオーディションで、三津子は見事大役を手にする。決め手は、誰も思いつかない型破りな方法だった―!女優の生きざまを新時代のリアルで描いた成長物語。

著者等紹介

河原れん[カワハラレン]
1980年東京都生まれ。小説、ノンフィクション、ルポルタージュ、映画脚本、コミック原作、絵本と幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らむり

47
主人公ルイの女優人生が描かれてます。単調なストーリーですが、こういうお話は好みです。読後感もスッキリ。2014/10/12

おかだ

28
さらりと読めた。旅芸人の子として生まれた特に美人でもない少女が、女優を目指して上京し、ひとつひとつチャンスをモノにしてひたむきに夢の階段をのぼる話。芸能界で成功するには、優れた容姿よりも才能よりも並外れた運が必要なのかもしれない。プロダクションの社長が、長年やっていても何が当たるかは分からないと言っていたのが印象的。タイトル『女優堕ち』というのが良くない。別に堕ちてない。女優としてきちんと前向きに上を目指し続けている話だ。堕ちる瞬間をドキドキしながら待ち構えていた身としては拍子抜け。2016/05/28

カピバラ

28
もっとドロドロしてると思いきや、そんなにしてなかった。ルイをどんどん好きになる自分がいて、引き込まれた。母との再会シーンは泣けた。2015/01/23

むぎじる

27
旅芸人の家に生まれ、幼少から舞台を踏んできた三津子。近所で行われていたドラマのロケを見て、一念発起。鞄1つ持って、そこに出演していた女優が所属する東京の事務所へ押しかけていく。「清嶋ルイ」という芸名をもらって、芸能界を生きていくことになる。小柄で容姿はいたって標準なルイは、いわば0からのスタート。日の目を見ない時間をたっぷりと過ごし、落ち込んだりくさったりしていても、あきらめない。夢中になったら一直線に突き進むさまは、周りから見たら不器用なだけに面白く、つい後押ししてしまう。強い女の一代記。2014/10/05

seiko★

11
普通の女の子が、女優を目指し女優になり、紆余曲折ありながらもその歳その歳をそれなりに女優として生き抜いていく成長ストーリと言うか成功ストーリーと言うか…そんな物語。。。どれだけ容姿がよくても、どれだけ努力をしても最後に必要なものは『運』その運を掴んで女優として上り詰めたルイの生き方は女優として王道のように思う・・・タイトルの堕ちというのは私にはどうしても解せない…。でも女優になり女優で有り続けると言うことはこんな人生を歩くと言うことなのかも・・・ちょっと切ない。。。2016/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8208505
  • ご注意事項