出版社内容情報
最愛の夫マークを失い、子どもを抱えて途方に暮れるブリジット。友人たちは彼女を心配して、出逢いの場をセッティングしようとするのだが……。ときめきから遠く離れたブリジットに、運命的な出会いは訪れるのか?
内容説明
もう恋なんてしないと思っていた―のに!?フォロワー数に一喜一憂。ツイッターで年下の男の子に夢中になったブリジットの恋の行方は?世界中で愛されたベストセラー、待望の続編!
著者等紹介
フィールディング,ヘレン[フィールディング,ヘレン] [Fielding,Helen]
1958年ウェスト・ヨークシャー州生まれ。オックスフォード大学で英文学を専攻した後、BBCで番組制作に携わる。『ブリジット・ジョーンズの日記』、続編の『ブリジット・ジョーンズの日記―きれそうなわたしの12か月』はともに映画化された
亀井よし子[カメイヨシコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉右ヱ門
19
若い頃のブリジットは、がさつで妄想癖があって注意散漫でも笑って読めた。が、50歳を迎えて、もちろん人間の中身は年齢を重ねてもそうそう変わるもんではないけれど、笑えないどころか人格障害の心配までしてしまった。特に人生の一大事、ハリウッドでの脚本を手掛けるという重大な局面において、私用のくだらないメールをやりとりし、まともに会議が進まないシーンは、正直引いた。コメディ、これはコメディ、と言い聞かせながら読んだ。やきもきさせられたけれど、最後は良いところに落ち着いて良かった。彼女の行動力は見習いたい。幸せに!2015/09/08
ぽっぽママ
15
時々ブリッジットのユーモアセンスについていけない。最後はラブコメで綺麗にまとまっていたけれど、シラミの話が結構長くて がぁぁ! 2016/12/25
寧々子
13
子育てに悪戦苦闘しながら、些細なことで舞い上がったり落ち込んだりするブリジットが、ふとした時に思い出すマークとの他愛ないけれど幸せな思い出が切なかった。 マークが亡くなったときは幼すぎてあまり覚えていない子供たちが、マークを恋しがる場面は切なすぎた。 仕事にしても恋にしても都合良すぎる展開で、粗いプロットだなぁと思いました。 特に恋に関しては強引にまとめた感じがして、呆れるばかりで応援したり喜んだりする気持ちにはなれなかったのが残念。 でも、2017/09/03
tamako
10
「外の世界は過酷です。大人になってからの成功のバロメーターは、いつも必ず勝つことではなく、失敗したときにそれにどう対処するかです。挫挑したときに立ち上がる能力、楽観主義と自己意識を持ちつづけることのほうが、初等学校三年次の成績順よりはるかに大きな得来の成功の指標ですよ」良い台詞だな、本当にその通り、と思ってたらこれが決め手だった。ロクスターにも幸せになってほしい。ADHDを思わせるめちゃくちゃぶりが、幸せかつズッコケな結末になって良かった良かった。2025/01/02
なべさん
8
ブリジットジョーンズは51歳になっても、相変わらず喚いて泣いて騒いで恋する!本当にてんやわんやの続編でした!2016/02/18