出版社内容情報
念願のボーイフレンドができ「もうこれで〈愛に見放された社会ののけ者〉じゃないことが証明された!」と喜んだブリジット。だが人生は思いのほか波瀾万丈で……。とびきりキュートなシングルトン小説の誕生
内容説明
恋人との関係にはライバルの登場により暗雲が垂れこめ、親友とは大げんか。募る淋しさをまぎらわすため、ブリジットは南国ビーチでのバカンスに出かけた。しかし、現地でもトラブル続き、帰国も危ぶまれるような事態に陥って―!?ちょっと天然で失敗ばかり、がっくり落ち込んでたがを外しすぎちゃうこともあるけれど、前向きに生きるブリジット。世界中の女性たちに最大級の賛辞で受け入れられた、等身大の傑作ラブコメ。
著者等紹介
フィールディング,ヘレン[フィールディング,ヘレン] [Fielding,Helen]
1958年ウェスト・ヨークシャー州生まれ。オックスフォード大学で英文学を専攻した後、BBCで番組制作に携わる
亀井よし子[カメイヨシコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヤクーツクのハチコ
4
1999年刊行か。たしかにSATCやら「負け犬の遠吠え」もこのころだったか?「30までに結婚しなきゃ!」から30台独身というライフスタイルが増え始めた時代か。今ではアラフォー婚活も当たり前。もしSF小説にある「人工子宮」が開発されて普及したらさらにシングル→結婚に悩む年台は上がるのかしら。倫理的に難しそうだがジェンダーがどうなるかとかぜひ見てみたい2018/08/15
ジェミーマイン
2
前作まで、ブリジットが当たり前のことをちゃんとやらないことに批判的だったが、ブリジットの良さがやっとわかった。人間的な暖かさをもった素敵な女性。この本を読んで以降、心の中にブリジットが住み着いてしまいました。ブリジットの友人関係は彼女の優しい人間性から生まれたもの。素晴らしい。2015/12/03